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花☆☆☆SM映画?【花と蛇】〜〜〜蛇

1 :ごめんなさい_| ̄|○:04/04/19 21:21 ID:JdgavRf/
3月13日よりイメージ・フォーラム、新宿トーアほか順次公開中。
[監督 脚本]石井隆       [原作]団鬼六
[プロデューサー]清水一夫    [撮影]佐藤和人ほか
[音楽]安川午朗         [配給]東映ビデオ   [上映時間] 115分・R-18

遠山静子 :杉本 彩       田代一平:石橋蓮司
野島京子 :森 未向       森田幹造:遠藤憲一
ピエロの男:伊藤洋三郎      江口 亮:山口祥行
川田一夫 :中山 俊       吉  沢:小林滋央
村  田 :松田直樹       土  屋:八下田智生
山  崎 :寺島 進       千  代:川原 京
磔の女&生贄の女:卯月妙子   代議士秘書:サドゥ
工  藤:ミスターブッタマン   柏  木:角掛留増
鬼村源一 :有末 剛      富元代議士:飯島大介
遠藤隆義 :野村宏伸

見どころ:団鬼六のSM小説を新たに映画化。
貞淑な人妻が性の調教を受ける姿をハードに描く。「天使のはらわた」シリーズ、「GONIN」等の
エロス&バイオレンスの鬼才・石井隆監督とヒロイン・杉本彩のコンビが、
かつて表現し得なかったエロチックな映像に挑戦。
ヒロインに扮した杉本彩の、フルヌードにとどまらない熱演が話題だ。

ストーリー:夫と冷めた関係に陥っていたタンゴダンサーの静子は、
性的な夢に悩まされていた。そんなある日、何者かに拉致された彼女は、
セレブ専用のSM殺人ショーの会場へ連れ込まれ、あらゆる陵辱を受けて性の奴隷と化していく。
秘密ショーの中での屈従…レイプショー・全裸開脚の小水ショー・黒のラバーテックスの
拘束衣によるSMレズショー・吹雪舞う中の空中開脚緊縛花魁ショー・刺青荒縄縛りと、
誘拐された静子は、ありとあらゆる屈辱を強いられる。

2 :ごめんなさい_| ̄|○:04/04/19 21:22 ID:JdgavRf/
前スレでトチ狂った痛過ぎる馬鹿です。。改めて前スレ読み返すと、原作やSMのジャンルと逸脱した
描写にSMファンが憤懣やるかたない気持ち、よくよく分かりました。
特に653の初心者向けに丁寧に教えてくれた「羞恥心の描写がない」ことへの不満、尤もです。
生粋の石井監督のリスペクト野郎ですので、9割近い「駄作」の合唱に気が違ってしまいました。

一部ノーマルな映画ファンから嘲笑され、耐えられなかったのですが、今はすっかり考えが変わりました。
原作で繰り広げられた浣腸描写のカットを含め、SMと映像の境界にいる少数のマニアの皆さんの
意見交換なくして「花と蛇」は語れないことが身に沁みて分かりましたので、どうかお許しの上、
改めて存分に批判トークを繰り広げ下さい。って言っても、今更遅いか。
お願いします、どうかお許しください。_| ̄|○


3 :ごめんなさい_| ̄|○:04/04/19 21:23 ID:JdgavRf/
関連ページ
「花と蛇」公式HP     http://www.hanatohebi-movie.com
ムービー写真集「官能遊戯」http://www.toei-video.co.jp/data/hs/vcatalog_dvd/item/200402/dstd02290.html
団鬼六(試写会の様子)http://www.oni6.com/hanatohebi/ 
石井隆が「花と蛇」を語る http://www.e-ginmaku.com/e-ginmaku/director's/vw230_dc/director'schair89.html
作品紹介 http://www.walkerplus.com/tokai/tv/latestmovie/mo2484.html 
緊縛SM、乳首に針も…杉本彩の“官能世界”インタビュー http://www.zakzak.co.jp/geino/n-2003_11/g2003112213.html
芸能インタビュー「女優の杉本彩さん登場」http://www.sponichi.com/ente/interview/backnumber/040203/page2.html
夕張ファンタ 遠藤憲一、未向舞台挨拶 http://yubarifanta.com/ (REPORTのページへ)
【ネット版は過激!】 http://www.sanspo.com/geino/top/gt200402/gt2004022702.html
「花と蛇」が大当たり http://news.www.infoseek.co.jp/entertainment/story.html?q=27gendainet0716200&cat=30
初日舞台挨拶 http://cs-tv.net/movie/press/press_detail_05288.html
<ダミーじゃあなくて杉本さんが実演>http://amds.jp/disp_bn_pc.php?published_id=41539


4 :653様の貴重な御話1:04/04/19 21:30 ID:Tc/v4HoZ
この映画に、静子夫人が羞恥に顔を歪めて屈辱に打ち震えるようなシーンや、
恥ずかしさや口惜しさを吐露するような台詞がきちんとあるのかどうかということです。
つまり私のような者から評価させて頂くと、こういう「映画」の価値は、
AVのSM陵辱モノ等と違い、辱められている役者の羞恥・屈辱感が良く出ているかどうかにあると思うのです。
プレイの過激さだけならSMビデオとかの方がよっぽど過激なわけで、
でもAV女優には要求できない本物の役者の恥辱の演技、これがどれだけ出ているか、
それが「映画」にした価値だと思うんです。
かつての日活ロマンポルノのSMモノなどは、そこらへんが良くできた佳作もありました。
近年はほとんどその血脈は途絶えてしまったので、
この「花と蛇」にはAVではできない、そこらへんを期待していたのですが・・・。


5 :653様の貴重な御話2:04/04/19 21:33 ID:jPk0BrJe
「辱められている役者の羞恥・屈辱感が良く出ているかどうか」
というのは、別にそんな大層なことではなく、ちょっとした台詞や、表情などでいいのです。
AVなどでは棒読みになったり、すぐ喘いでしまうようなところを、
「役者」である力量で、ある程度でも演じてほしいという・・・。
そういう意味で、確かに稀ですが、「夢のまた夢」というほど無理なものではなく、
>>339でも指摘されております、「新任教師野本美穂 恥肉の裏授業」では、
それが良くできております。題名で下世話なAVだろうと毛嫌いせず、
鬼六小説の雰囲気に興味のある人は、是非見てみることをおすすめ致します。
この作品も副題に「団鬼六」とついていたような・・・
(ただ冠しただけのようですが)


6 :653様の貴重な御話3:04/04/19 21:41 ID:jPk0BrJe
ちなみに「花と蛇」、今日観ました。
鬼六ファンというほど鬼六氏のみを信奉しているわけではなく、鬼六をも含む
耽美陵辱官能小説ファンと致しましては、「かなりダメ」の烙印を押さざるを
得ません。鬼六ファン100人いたら、99人が、「これはオレが観たいのと違う」と
言うと思います。理由はID:Z65VZ+G/でも語っていますが、ヒロインを辱める者達が、
ほとんどヒロインと関係ないところにもあります。あれでは本当にただのSMショウです。
原作には千代という、遠山家のお手伝いが出て来るのですが、この人が運転手の川田やヤクザのチンピラや
スケバンと共に、静子を辱める立場になり、今までは格下だった知り合いに辱められる静子のせつなさが
あるのに、この作品では辱めを観覧するのは仮面をつけたセレブ達という、全く持って「見られて口惜しい」と
静子が思う度合いが低すぎます。
これもかなり「的外れ」な要素です。設定的にしかたがないなら、せめて京子を辱めるのは、
京子にボコボコされたチンピラにして、「嬢ちゃんさっきはよくもやってくれたなぁ。それなのになんだ
今のこの恥ずかしい格好は?」ぐらい言って欲しかったところです。

このスレをみたところ監督のファンもこの作品にはダメ出ししているようなので、
あの作品は杉本彩ファンぐらいにしか受けないのではないでしょうか? 
彼女のファンなら、大サービスな作品だったのではと思います。


ごめんなさい_| ̄|○  ホントに丁寧に解説してもらっておきながら…。
ホントにごめんなさい。SMマニアの人のお言葉には照れもあり、自嘲もあり、駆け引きもあり、
玉石混合の趣きがあること、前スレを読み返してようやく分かりました。
まして、日本映画界の際物扱いの「花と蛇」について語っていただける、かなり突っ込んだ意見を
書き込んで下さる方は、そう多くありません。それを理解せず、なんてふざけた言葉を書き連ねたものか。
自制心欠如の大馬鹿でした。ごめんなさい。ごめんなさい_| ̄|○

7 :名無シネマ@上映中:04/04/19 21:44 ID:lUlThZsD
きもいからsageとくね。

8 :ごめんなさい_| ̄|○ :04/04/19 21:46 ID:jPk0BrJe
もはや言葉もなく、沈静化した感があった前スレではありましたが、
尚、一般の映画ファンへ向けて、何か言い足りぬ点あれば、お書き込みください。

653さんも960さんも、罠じゃなく、嘘じゃなく、ホント失礼しました。
お詫びします。
あ〜自己嫌悪。。。

9 :名無シネマ@上映中:04/04/19 21:49 ID:I9dOjqlt
キモイからsageますね

10 :名無シネマ@上映中:04/04/19 21:53 ID:ORiwXB7S
前スレは団鬼六信者がSMについて延々と語りあう
痛くてキモいスレになって、住人が去って行く中ヒッソリと終わった。
「次スレいらないよな」という確認もしたのに、なぜ……。

11 :名無シネマ@上映中:04/04/19 22:01 ID:8ZFF4n1w
SMマニアってバカしかいねえーっていうオチで前スレは終わったよね。

12 :今後の上映予定:04/04/20 13:04 ID:wbU8gvna
ホームページからのコピペです。間違って貼ってたらゴメン_| ̄|○
4/24〜  福井メトロ劇場 大阪りんかいホール岸和田 福岡AMCキャナルシティ
     沖縄桜坂シネコン琉映
4/30〜  福岡駅前ロマン(ビデオ上映)
5/1〜  石川金沢駅前シネマ
5/8〜  札幌ディノスシネマ 福島平東映
5/15〜  宮城仙台セントラル劇場  大阪新世界東映
5/19〜  静岡浜松シネマハウス新映
5月中旬〜 万世館
5/22〜  東梅田日活劇場 苫小牧シネマ・トーラス 函館シネマアイリス
     岡山シネマ・クレール石関
5/26〜  大阪飛田東映
5/29〜  秋田有楽座 神戸CINEMAしんげき
6月上旬 浅草名画座 田辺キネマ 小阪国際劇場
6/5〜  新潟シネウインド
6/19〜 長野東宝グランド劇場

初日の石井監督の言葉「(撮影、完成までは)上映する劇場は
ひとつも決まっていませんでした。例えれば、9人しかいない野球部が
甲子園に出て、強豪相手に勝ち抜いて行くみたいなもんで、
宣伝部や彩さんの努力で、上映館数30を越すところまできました」
エライ!


13 :名無シネマ@上映中:04/04/20 19:28 ID:WvmA+8AP
前スレhttp://tv3.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1070024060/

14 :名無シネマ@上映中:04/04/20 21:36 ID:XH+R2O36
関連ページ(補足)
[製作]清水一夫氏 関係作品 http://movie.goo.ne.jp/cast/88433/「火まつり」「水のないプール」
[撮影]佐藤和人氏 関係作品http://movie.goo.ne.jp/cast/127211/「黒の天使」
[照明]安河内央之氏 関係作品 http://movie.goo.ne.jp/cast/90693/「連弾」「東京日和」
[音楽]安川午朗氏 関係作品 http://movie.goo.ne.jp/cast/125316/「死んでもいい」「GONIN」
[2004-03-24] ガールズイベントに杉本綾が登場!!
http://www.carmilla.jp/news/archive/news20040324-2.html
東映ビデオ「花と蛇」出足順調
http://www.multi-cinema.com/news/news040326-3.html
記念イベント「FEMME FATALE」を都内で開催
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/feb/o20040227_30.htm
杉本彩「花と蛇」公開、パートIIでまた責められる?
http://movie.goo.ne.jp/contents/news/NFS20040314-s-20/
SM挑戦の杉本彩セクシーコメント連発!(初日)
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/f-et-tp0-040313-0014.html
「私しか表現できない世界を」杉本彩インタビュー
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2004mar/18/W20040318MWG2K100000056.html
私は究極のM 杉本彩インタビュー
http://www.france.co.jp/bunko/hougen/0401_sugimoto/hougen2.html

15 :名無シネマ@上映中:04/04/21 01:57 ID:Acf6JSV3
なんで高貴な女性(この抽象概念自体が今は怪しいわけだが)が
辱められるのを見るとコーフンするのか?

意味の蕩尽が快楽である(それ自体当たっているとは思うが)、と
いう解釈からバタイユの引用につなげたり、クワキゥトル族の
ポトラッチにまで話を広げたところで、結論は出ない。

勃つ香具師と勃たない香具師は平行線をたどるだけのことだ。

1よ。なぜ次スレなど立てた。


16 :映画評その1:04/04/21 08:35 ID:QHsmwHuM
映画芸術 406 平成16年2月発売 編集プロダクション映芸
石井隆の「花と蛇」 成田尚哉氏 (抜粋)
石井隆が団鬼六の「花と蛇」を撮ると聞いて一瞬不思議な違和感を覚えた。
(…)石井隆は当時、(…)SM雑誌にイラストを寄稿していた。
また「SMセレクト」「SMファン」「SMコレクター」「SMキング」と百花繚乱の
アブノーマル雑誌の巻頭を飾るのは必ず団鬼六だった。
短い時間とはいえ両者とも同じ出版業界の空気を吸い異常性愛をテーマに
エロを志向した者同士なのである。
(…)世界的に有名なタンゴダンサーと言う設定に多少の違和感を覚えてしまう
(…)しかし杉本彩を最大限に生かす当然の設定と考えれば納得もいく。
そして彼女の顔のアップのショットに監督の執念が見えた。まさに名美がそこにいるのだった。
(…)原作を忠実に映像化することが映画監督の仕事ではないのかもしれない。
これは石井隆の『アイズ ワイド シャット』なのだった。
麻縄、和服、羞恥責めの鬼六SMではなく、ボンテージワールドなのである。
そう考えるとしみじみ納得もいく。
「死場処」を出版し劇画でも映画でも男と女の生と死の地獄を見つけてきた石井隆だ、
死者と生者がさまよう狭間に立ち続ける石井隆が見つめているのは
ボンデージの向こうの果てにある死の世界であろう。
団鬼六が描く通俗的でドキドキするような猥褻性、とりわけ美しい女性の羞恥の姿を愉しむという
変態的快楽は見いだしようがないのかもしれない。(…)しかし考えてみればこれほど見事に
「見世物」を描いた映画も近年珍しいのではないだろうか。(…)ここにかって
堀江延満としてSM雑誌にイラストを書いていた石井隆を想起することができるし団鬼六、
その原作への敬意を読みとることができるだろう。(…)

17 :映画評その2:04/04/21 08:37 ID:QHsmwHuM
キネマ旬報 4月下旬号 キネマ旬報社
劇場公開映画批評「花と蛇」  桂千穂氏 (抜粋)
(…)現在、SM映画の認知度は遥かに高くなった。が、野卑な神経でヒロインを陵辱するのが
SMエーガと誤解している作者が大半。彼らには美への憧憬なんかないから、
SM作家のもうひとつの条件・耽美の感覚ももちろんある訳はない。
(…)石井隆は、かつて数々のスター女優を耽美の映像を駆使し、ひたむきに撮りまくって光り輝かせた。
そして、ここでも杉本彩一代の力演を絢爛とスクリーンに刻みこんだ。だが、野村との愛の葛藤物語は、
強烈すぎた杉本の輝きの前にはぼやけてしまったような気がするのだ。

18 :映画評その3:04/04/21 08:40 ID:QHsmwHuM
キネマ旬報 4月下旬号 キネマ旬報社
日本映画時評187 うつっているものがすべての世界  山根貞男氏 (抜粋)
(…)石井隆の『花と蛇』にもむろん期待した。同じ団鬼六の原作を映画化した小沼勝の傑作(74)が
あるだけに、なおさらである。だが、腑に落ちない。杉本彩のヒロインが責められるさまは
凄絶というにふさわしい迫力で、責め場の前後のドラマ展開も巧みに構成されている。
にもかかわらず、わたしは石井隆の映画を見て初めて居心地の悪さを感じた。
理由ははっきりしている。(…)映画を見る者としては劇中劇を見るような居心地の悪さを
強いられるのである。(…)なぜ石井隆が間接話法を選んだのか、わたしにはどう考えても想像がつかない。
(…)杉本彩の美貌とみごとな肉体をまさに映画の餌食にすることで、SMという性的行為の即物性と観念性が
浮かび上がるとき、そこに映画の本質的な魅力が結実するはずなのに、その前に仕掛けが立ちはだかる。
SMを題材にすること自体、間接話法であろうに、なぜ直接話法を回避したのか。
疑問ばかり涌き出てくるので、もう一度この映画を見に行こうと思う。(…)

19 :「ポトラッチ」:04/04/21 09:22 ID:hjTz5WE2
祭礼においてやり取りされる贈り物の儀式を「ポトラッチ」と呼ぶ。
例えば、カナダに住むクワキゥトル族と呼ばれるインディアンは、のべつまくなしに祭礼を行なっていた。
そこでは様々な富を持ちより、他人に与えたり交換したりする。そして、より一層相手を圧倒させるために
価値ある富を挑むように贈与をし、ついには自分の持つ貴重な財を破壊するにいたった。
クワキゥトル族においては、紋章入り銅板の破壊がこれにあたる。
同じくポトラッチを行うことで知られているシベリアのチュクチ族は、他の部族を圧倒する目的で、
極めて貴重なソリ用の犬を相手の目の前で殺害してみせたりした。
このような過激な贈与、そこから生じる交換、ときには破壊行為をもともなうポトラッチの儀式は、
「贈り物」の持つ、相手を "圧倒させる力" によって突き動かされているといってよい
http://www.mnet.ne.jp/~emonyama/taro/potlatch.html


20 :「蕩尽」:04/04/21 09:27 ID:hjTz5WE2
贈与のためには過剰な財(富)を蓄える必要がある。人間は生きていくために必要なだけの労働を
するのではなく、過剰を生み出すために日常的に労働を繰り返しているとも言えるだろう。
これを「生産的労働」という。そして、ある祝祭の日に過剰な財を贈与や破壊によって一気に使い果たすのである
(これを「蕩尽」、または、「非生産的労働」という)。なぜならば、そのことが人間としての生き甲斐であり
喜びでもあるからだ(結婚式やパーティに見られる蕩尽や、必要以上のものを買いあさる消費行動などもこれにあたる)。
このような非生産的労働は、快感に直結するものである。このことに早い時期に注視していた一人が、
ジョルジュ・バタイユであった。
さらに言うと、戦争、殺戮、生け贄、犯罪…、というのもまた「過剰」─「蕩尽」理論を担っているところの
「混沌」といえるものだ。この「反倫理的」行為が途絶えたことは、今日においても人類史上一度もないのである。
(ここでは示唆するだけにとどめておきたいが、「禁忌(タブー)」や、「法」といった概念も、社会的日常の中で
やたらと蕩尽的行為がなされないようにするための防御機能としてあるものだ。これはいつかは侵犯されることがある
ことを意味する。日常的な時間においてそれをすれば犯罪だが、永遠なる時間のもとでは神聖なる行為として許諾され
るのである)
贈与が結果的には破壊をも生むことを指摘したが、バタイユが示したように、過剰な富の生産によってそれが可能だ
ということである。繰り返すと、そのために人々は、日常的に秩序の中で労働にいそしむのである(生産的労働)。
そしてある特定の時期に祝祭的儀式として一気に蕩尽する(非生産的労働)。
このとき、人はめくるめく陶酔感の中で精神を高揚させるのだ。言い換えると、ここに至高の交感(コミュニカシオン)を見たということである。
岡本が愛した「祭り」の本質はここに見ることができる。(博多の山笠祭りや、岸和田のだんじり祭り、東北のねぶた祭り、諏訪の御柱祭り…など
挙げていけばキリがないが、日本中の、いや、世界中の祭に見られるものだ)
http://www.mnet.ne.jp/~emonyama/taro/potlatch.html


21 :名無シネマ@上映中:04/04/21 09:34 ID:gIpUSf9F
SMマニアぢゃないけどこの映画って楽しめますか?

22 :名無シネマ@上映中:04/04/21 09:58 ID:qh+NuUHz
>>15 不勉強の厨房野郎なので、すみません。上の引用ページを読んで、視界が開けたような
快感を覚えました。一気にSMの「祝祭性」、「儀式的なプレイ」の意味がわかったような気がします。
もっと「SMの真髄」を教えてください。
人それぞれ意見があるでしょうが、SMマニアはバカしかいない、なんて自分は考えておりません。
ただ「落書き」と「脱線」が多過ぎるので誤解されちゃうんですよ。先の356さんの不満と山根貞夫氏の意見は
同じ点を突いているわけじゃないですか。モノの捉え方は違っていないですよ。
私は痛いリスペクト野郎ですから、この度の「花と蛇」についても、ちょっと真面目に考えちゃうわけで、
前スレで充分語り尽くされているとは思えないのですよ。
大学時代に執筆活動に入り、40年以上「性愛」をテーマに作品を送り出した石井隆という作家が、
「花と蛇」を撮ったのですから、それなりに「語り口」はあると思うのですよ。
それに上記の通りで「見ていない人が圧倒的に多い」サクラ前線ロードショーなので、
まだ語りたい人出てくるんじゃないかな…。

23 :名無シネマ@上映中:04/04/21 10:01 ID:qh+NuUHz
連続だらけでごめんなさい。(もっとも開店休業なんでしょうけど…)
石井隆の描く「性」は、「ある祝祭の日に過剰な財(というのは当たらないか…ほとんど
貧乏な生活者の話だからw)を贈与や破壊によって一気に使い果たすのである『蕩尽』に近い
描かれ方をして、神代辰巳監督のような「ズルズルした」ものではないですよね。
SMとはリズムは合っていると思うのだけれど、前スレの通り酷評だらけ。
でも「失敗」だったと決め付けてしまうのは早いのじゃないですか。
改めて仕切り直して、映画ファン、SMマニア、石井ファン相互の意見交換が出来れば嬉しいと思って、
スレを立ち上げた次第です。
色々教えてください。。

24 :名無シネマ@上映中:04/04/21 10:03 ID:qh+NuUHz
>>21 前スレの意見をまとめると、SMマニアじゃない方が楽しめるらしいよ。
「お祭り」を観に行くつもりで足を運んだらいかが。。

25 :名無シネマ@上映中:04/04/21 13:01 ID:0G1CuXWb
仙台セントラル劇場 記念レイトショー《石井隆監督 特集》いよいよ週末!
未見の人どうぞ!!ロマンチック3部作☆☆☆☆
スクリーンで『黄昏のビギン』に酔えます!ムラサキに薫る朝の空に瞠目!寺田農に笑え!
4/24『死んでもいい』(1992/117分)
出演/大竹しのぶ 永瀬正敏 竹中直人 室田日出男の百円ライター(涙) 
5/1『ヌードの夜』 (1993/110分)
出演/余貴美子 竹中直人 田口トモロヲ 根津甚八 椎名桔平キレ過ぎ「最高!」 
5/8『夜がまた来る』(1994/108分)
出演/夏川結衣 根津甚八 椎名桔平 永島敏行 なんて芸達者w寺田農!
http://www9.plala.or.jp/centraltheater/


26 :開店休業…(タメイキ):04/04/21 13:40 ID:JEK9E9oz
>>15 「平行線をたどる」のは2チャンねるの宿命ですよね。
特に今回は「SM」を題材にした「花と蛇」を、使えるメディアを全て動員して「一般」へ
発信したため、受け手側で戸惑っちゃって前スレみたいな混乱が起きちゃった…。
お互いが「理解できない痛いやつら」と思っているから、全く話が噛み合わない。
でも、上みたいな知識と情報のやり取りは可能じゃないかと。
(例えばさ、十字架磔刑なんて宗教臭い小道具はSMの世界では存在するの?ああいうのは
鬼六の作品にはあたり前に登場するの?教えてくださいよ)

それに、石井隆監督作品ですから…
「どのみち勃たない」点では見事クロスしているじゃないですか。w

27 :名無シネマ@上映中:04/04/21 18:27 ID:fzy/I1t1
>>26 俺は起ったぜ。ラスト直前の拳銃片手に背広を着けた半裸の彩はばっちし
だと思う。あと磔刑に宗教的な意味合いは無いと思う。

なーんか難しい哲学論争になっちゃってるけど、ただの官能小説好きから一言。
どうして、エンケンをもっと脂ぎった人物にしないのかなあ。出てる連中って、
みんな意外とストイックだよなあ。

椅子に座って、彩にしゃぶってもらって「ふう、こりゃたまらん。法悦ってや
つだな」って額の汗を拭うエンケンの姿が見たかったな。


28 :名無シネマ@上映中:04/04/22 00:40 ID:wcH5uHZ0
誰も論争はしていない。>15の振ったネタに親切なボランティアが引用で
解説を加えただけだ。

ちなみに鬼六小説で柱くくりつけは頻出するが、十字架は記憶に無い。
宗教的意味合い(「死」「犠牲」につながる)なんか無論なかろう。

ところで、小道具と言えば、木馬でも三角木馬のような痛い系は鬼六小説
には無い。
しかし、穴の開いた丸太木馬に母娘向かい合ってまたがらせ、顔を
逸らさせず、お互いの気張る顔を見させながら、穴から大便を自力排泄
させる、っていう設定は『肉の顔役』にあったな。
(場面描写以外は無く、責め手の語りだけだったが)

つまり、鬼六は、「美しい肉体」や「尊い生命」といった価値ではなく、
「羞恥心」という価値を蕩尽することでドラマを成り立たせるわけだ。

「羞恥心」を、蕩尽が祝祭となりうるような価値=記号と認めるかどうか。

マンディアルグの『城の中のイギリス人』の、赤子の顔を割くのを母親に
見せつけながら、母親を犯す場面は、「生命」と「羞恥心」を同時に蕩尽して
いるものと言えるだろう。
母親は「わが子の命」という意味の蕩尽で性的興奮を加速させられるわけ
だが、読者は、赤子の死(生命の蕩尽)で勃つのではなく、我を忘れ、
よだれをたらしてヨガル(羞恥心の蕩尽)母親の描写に勃つのではないか。


29 :28:04/04/22 00:50 ID:wcH5uHZ0
誰も気にはせんだろうが、>>28の10行目
×:(場面描写以外は無く、責め手の語りだけだったが)
○:(場面描写は無く、責め手の語りだけだったが)


30 :名無シネマ@上映中:04/04/22 08:58 ID:WC55mdjC
>>27
「ラスト直前の拳銃片手に背広を着けた半裸の彩はばっちし」ですか。
それは「そそられます」ね。まんま「黒の天使」ですね。そういったラストにしたのかぁ。
鬼六ファンには酷評だった殺人シーンも含め、いつもの「換骨奪胎」石井流全開ですね。
ホント、サービス精神旺盛な人だ。(それで今回は空中分解?)
(今、過去の劇画、脚本時代も含め石井隆のSM描写について掘り戻しているところです。)

31 :名無しシネマ@上映中:04/04/22 09:05 ID:JSrEGRDk
やはり、黒木瞳に主演お願いしよう。

32 :「城の中のイギリス人」:04/04/22 10:16 ID:qlfFfcYk
城の中のイギリス人アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ作 澁澤龍彦訳
ピエール・モリオンの匿名で秘密出版されていた『城の中のイギリス人』がようやく仮面をぬぎ、
真の作者マンディアルグが登場した。実験的性の追求者モンキュが、閉ざされた城の中でくり広げる
エロとグロの情景は、読者を性の歓喜の夢幻境へ誘う。
まさに、現代の文学的ポルノグラフィーの傑作。
http://www.hakusuisha.co.jp/FMPro?-db=shosekidata.fmj&-format=detail.html&ISBN=4-560-07066-0&-Find

STORY 「私」は、ふとしたことで知りあったイギリス人のモンキュの城に招かれ、
そこでくり広げられる異様な性の饗宴を体験する。モンキュは並大抵のことでは興奮しなく
なっていて、あらゆる実験を試みる。最初は面白がっていた「私」も、だんだん彼が恐ろしくなって
逃げ出してしまう。後日、城が爆発して跡形もなく消えてしまったという知らせが届いて…
「私」は、何もかもふっ飛ばしてしまった最後の「射精」に、あらゆる手段をもってしても
満足を得られなくなったモンキュの姿を思うのであった・・・
(…)たくさんの蛸が蠢く水槽の中に少女を投げ込み、体中に軟体動物を貼りつけた処女の肉を
味わうといった設定。ちぎれたレースや絹、血と蛸のスミ、砂と塩水の入り混じった世界。
少女の顔面に貼りついた蛸は醜悪な仮面を連想させる。
たとえば、巨大な氷細工の男根を、料理番の女の輝く肛門に挿入、内臓へと続く粘膜を弄る試み。
他にも、ブルドッグとの人獣交媾、ユダヤ人にドイツ軍人の睾丸を噛みちぎらせたり、
ビクトリア女王を会話の中で辱めるといったシニカルなエピソードもある。
http://homepage2.nifty.com/weird~/sirononaka.htm

33 :「城の中のイギリス人」解説:04/04/22 10:24 ID:qlfFfcYk
アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ
1909年パリに生まれる。
大学では考古学を専攻。ドイツ・ロマン派、エリザベス朝の詩や演劇、バロック文学、
ロートレアモンやシュルレアリスムに熱中し、1934年より詩を書きはじめた。
詩、小説、評論、戯曲とその活動の領域をひろげる。三島由紀夫の「サド侯爵夫人」を
仏訳し、その日本上演に際して1979年に来日。1991年死去。

『できるだけ残酷で破廉恥で、それが最後まで一貫しているような物語、悪の原理に対する
和解の接吻ででもあるかのような物語、すばらしいミルトンに淵源する魔王(サタン)の美しさが
魅力的に描かれているような物語、そういうエロティックな物語を私は書きたいと思ったのである』
――A.ピエール・ド・マンディアルグ

ウィリアム・フリードキン「エクソシスト」で、リーガンが局所に突き立てた十字架は、もっと大きく
なければならなかったし、ロマン・ポランスキー「ローズマリーの赤ちゃん」の交媾シーンは、
もっともっとエロティックに撮られなければならなかったと思う。
もっとも、ポランスキーもローズマリーを撮らなければ、シャロン・テートを失うこともなかっただろう。
「ヘルター・スケルター」とローズマリーをトレードにしていたチャールズ・マンソン一家は、テート事件以前にも、
絶頂の瞬間にセックス・パートナーを撃ち殺すという快楽の奥義を実践していたという。彼らの実録映画において、
そのときの様子を話すメンバーの女性などは、カメラの前で、あたかも死まで高められたオルガスムスを味わって
いるかのように見えた。快楽のあとには、死が、手ぐすねひいて待っているのであろうか。
「カリギュラ」で知られるティント・ブラス監督の「サロン・キティ」は、「城の中のイギリス人」が下敷きで
あるかのように、性の実験を繰り返すナチスの若き将校が主人公である。ヘルムート・バーガー演じる主人公を
待っているのも「死」ほかならない。
http://homepage2.nifty.com/weird~/sirononaka.htm


34 :名無シネマ@上映中:04/04/22 12:20 ID:9GPspSOg
>>28 う〜ん。壮絶。ストーリーの要約を読んだだけで、たじろいでしまいました。アングロサクソンの
底無しの欲望には「生理的な隔たり」を感じちゃいます。中国の纏足、日本の麻縄の縛りの方がずっとエレガントかと。
日本に生まれて良かったw。。
え〜と、話を戻すと、西洋のSMの果てには「破壊」「痛み」「死」を求めるのに対し、
団鬼六に代表される官能小説は「蕩尽」のベクトルに「羞恥」を選択したものであると。
映画「花と蛇」はそれら官能小説の代表作であるから、それを冠した作品であれば、
当然「羞恥」についての描写が濃厚に出ていなければならんと。しかるに描写が無い上に、
「苦痛」や「殺人」が目白押しではないかと。前スレの言葉を借りれば(887)「殺人シーンはいらねぇ。
暴力シーンもいらねぇ。SMやってて一番怖い、リングアウトした場面だから。」
(656)「SMショウでバンバン人殺してます。もうアホかと。」(682)「SM映画でありながら、
実はSMを小馬鹿にしてるんじゃなかろうか。」と酷評したくなっちゃうと。
そういうお気持ちなんでしょうか。(落書き、脱線ないとなんてスッキリ。素人納得。)

35 :名無シネマ@上映中:04/04/22 12:23 ID:9GPspSOg
>>28 SM詳しい方なので、では、実相寺昭雄監督の「悪徳の栄え」はナマコ食べたり、
割と頑張って「蕩尽」してましたが、観ていてこっちが「羞恥」しちゃいそうな「違和感」がありました。
SMマニアの目から見るとどうですか。また(馬鹿にしているわけではないのですが)これまでのSM映画
(主に「にっかつ」)を観ると、レールの上を走り続ける感を覚え、カタルシスを感じない、
観てるこちらが「赤面」してしまうような「閉塞感」がありました。
「不貞の季節」では登場人物が生き生きと活写され、海の家?での「帯紐での手首縛りのシーン」
などはジーンと感涙ものでしたが、この活写は「喜劇」「道化」という「漫画チックな開き直り」の
結果であると思います。「羞恥」のベクトルはSの側にも照射され、そうなってくると
緊迫感など作りえないコメディに陥ってしまうと想像しますが、SMマニアから見て、
この自虐的な構造の「不貞の季節」という映画はOKだったのでしょうか。
この度の「花と蛇」は「閉塞感」を突破するための確信犯の野心作という観方は
「判官びいき」でしかないと思われますか?

36 :名無シネマ@上映中:04/04/22 13:17 ID:oL5Nk3QU
>>27 >>28
十字架の件、ありがとうございます。
堀江珠喜氏「団鬼六論」でも改めて確認しましたが、団鬼六作品は
本質的に「無宗教」だそうですね。「磔刑に宗教的な意味合いは無い」
ということで了解。。

37 :28:04/04/23 00:06 ID:Rp6ffQxB
>>35
実相寺昭雄監督の「悪徳の栄え」は随分前にビデオレンタルしたような
気がしますが、全く内容覚えていません。(清水コウジが出てたような
気がするだけ。)

別にSM詳しくはないですよ。「自分はなぜ鬼六小説で勃つのか」と考え
こんだ一時期がごく若い頃にあっただけで。

結局結論は出てませんがね。
なぜ自分は、羞恥心の蕩尽でスイッチが入るようにプログラミングされて
いるのか。
サドやマンディアルグ読んでると、自分とは別のスイッチを持つ人達が
いると思われ、自分の生理を問うことに普遍的な意味はない気がして
きて、思索中止。それっきり。

ですから、28のカキコの最後の3行

>母親は「わが子の命」という意味の蕩尽で性的興奮を加速させられるわけ
>だが、読者は、赤子の死(生命の蕩尽)で勃つのではなく、我を忘れ、
>よだれをたらしてヨガル(羞恥心の蕩尽)母親の描写に勃つのではないか。

の「読者」は、「日本の多くのSMファン」と書き換えたほうが正確かもしれま
せんね。生命の蕩尽で勃つ日本人もいるだろうし。


38 :28:04/04/23 00:45 ID:Rp6ffQxB
一応石井隆に話題を戻して、退場しましょう。

私は、石井隆は、鬼六ファンとは明らかにベクトルが違う指向の
人物だが、赤子の死で勃つ人でもないと思います。

私にとっての石井隆は、『おんなの街』に収録されていた中編
(手元にないのでタイトル確認できない)のラスト、ビルの屋上から
投身した名美が、村木のいる階の前を横切るとき、窓ガラス越しに
村木に投げた視線、これに尽きます。

男が「一つになれた」「モノにした」と思い上がった次の瞬間に、
手の届かないところに去っていく女の、拒絶とも受容とも判別しかねる、
しかし、なぜか、この上なく美しく感じられる、そんな視線です。


39 : :04/04/23 00:57 ID:i3CVV/uB
私も今までの石井隆監督の作品は好んで見ていたのだが、
この作品に関してはかなりの失望を覚えている。
それは監督のSMに対する感覚に違和感を覚えている、と言い換えていい

映画の前半にあった淫夢がよかっただけに、
メインとなる調教シーンにはガッカリさせられた。

なんか絵空事なんだよね。

これまでの作品も絵空事の女性しか描かれていなかったのかも、って思ってしまいます。



40 : :04/04/23 01:01 ID:i3CVV/uB
追加

もしかしたら『死んでもいい』の名美だけかも<絵空事でない女性。

そう考えたら、『夜はまた来る』『GONIN2』『黒の天使』もそこに描かれている女性は実在感がないね。

『ヌードの夜』は・・・あれは夢のような・・・感じが・・・する。からまあいいか。

41 :28:04/04/23 01:36 ID:Rp6ffQxB
一応誤解無いように補足。『おんなの街』は映画撮り始める前に描いた劇画。

劇画から入った私が、石井隆監督作品より石井隆らしい、と思って
いるのは、相米慎二監督の『ラブホテル』。
手の届かないものにラブレターを書き続けるような、切なさを紡ぐのが、
石井隆の創作活動のような気がしている。

「予め失われている恋人よ。現れたことの無い人よ。私は知らないのだ、
どのような調べがお前にふさわしいのかを。」(リルケ。文献参照していない
ので間違ってたらスマソ。)

「モノになどできない、だからこその、切なさ、愛しさ」を描く作者 (=見るもの
を居心地よくはさせない) と、「羞恥心の強い貴婦人をモノに落とす」作劇を
繰り返す通俗 (=良い意味でね。読むものは安心してその世界に浸れる。)
を組合せれば、どちらのファンにもピンと来ないものになることが予想される。

自分はまだ見てないけどね。
だから、やっぱり、そろそろ本当に退場しますです。


42 :名無シネマ@上映中:04/04/23 08:34 ID:GCr2Uj//
>>37 涙ポロリのご返答、ありがとうございました。
特に41の両作家への「愛情こもった」分析は、「花と蛇」という映画の本質を突きつつあると
自分も思います。団鬼六と石井隆、両人の戦歴を見直してみると、共に70年代初頭にブレイクし、
我が国の「青春時代」の寵児となり、「エロス」の醸成を担っていたことがわかります。
このような例えが適切かどうかわかりませんが、王と長島のコンビに似た味わいがあります。
豪放で明快な天才長島が団鬼六であれば、求道的で真摯な王が石井隆の役回りでしょうか。
映画「花と蛇」は両雄の合作として見つめることで、オモシロさが倍増すると思います。

43 :データベース:04/04/23 08:36 ID:GCr2Uj//
関係作品のストーリーを知ることが出来ます。(さすがキネ旬…)
キネマ旬報 全映画作品データベース 石井隆
http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=by_name&id=88309&walker=tokai

キネマ旬報 全映画作品データベース 団鬼六(その1)
http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=by_name&id=86154
キネマ旬報 全映画作品データベース 団鬼六(その2)
http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=by%5Fname&id=86154&offset=30


44 :団鬼六原作映画の評価:04/04/23 08:40 ID:GCr2Uj//
リストは http://movie.goo.ne.jp/cast/86154/より
評は「官能のプログラム・ピクチャア ロマンポルノ1971−1982全映画」フィルムアート社より。
●緋ぢりめん博徒(1972)(原案)
●花と蛇(1974)監督■小沼勝「(…)SM作家・団鬼六の同名小説の映画化であるこの作品は、にっかつロマン・ポルノ初の
本格的SM映画というふれ込みだったが、小沼勝はその倒錯志向と独自な官能描写で、SMという一種の様式的セックスに
挑戦し、見事、期待を裏切らない。が、この作品が果して本格的SM映画かというと…。なるほどSMシーンは
ふんだんにある。毛虫、緊縛、浣腸、宙吊り、また汚物や性液、スカトロジー。(…)まず、谷ナオミの
精神すら肉体化してしまったような、妖艶、豊満な肉体が素晴らしい。(…)その肉体が発散する官能の濃密な緊張感は、
犯しがたい気品を通りこし、犯されることによって生じる気品とでもいった迫力すらある。(…)液体を注入された彼女が、
からだをふるわせ、ガマンにガマン、あげく大量の汚物を放出するシーンの生理的快感の表情は、
どんなに汚され、責められても、そのすべてを自分の肉体の表層で消化してしまう谷ナオミという
稀有の女優のありようそのままを思わせ、官能、感動的である。(…)前半のテンポある緊迫感が後半、妙に腰くだけ、
なんとも奇っ怪な変格SM映画になってしまっている。(…)一番の要因は、谷ナオミを責める側の、陳腐な描かれ方にある。
夫にしろ、青年にしろ、その母親にしろ、いずれも純粋、本格的な倒錯志向者ではなく、夫は妻に対する欲求不満の
単なるイヤガラセ、青年はマザコンと不能の自己嫌悪、母親は息子可愛さと、つまりサディズムの原因が、いかにもメロドラマ的なのだ。
(…)しかし反面、その陳腐さ故に、谷ナオミの意志としての肉体がドラマを越えて輝き、この辺りの小沼演出は正確である。(…)」
◎北川れい子氏

45 :団鬼六原作映画の評価2:04/04/23 08:44 ID:GCr2Uj//
●新妻地獄(1975)(原案)●お柳情炎 縛り肌(1975)●夕顔夫人(1976)
●奴隷妻(1976)(原案)監督■加藤彰「脚本の桃井章のSMものは珍しいが、
加藤彰の演出では谷の裸身のお腹の上にビフテキの肉を乗せ、それをナイフとフォークで
高橋明が食べるシーンが圧巻だった。肉の脂と女の肌のそれ、そしてナイフによって
切り裂かれた肌からにじみ出る血が混ざりあって、ゾッとするようなブラック感覚が
あふれた場面で、高橋明の吸血鬼ぶりに凄味があったと思う。」◎高橋聡氏

●檻の中の妖精(1977)●幻想夫人絵図(1977)
●団鬼六 〈黒い鬼火〉より 貴婦人縛り壷(1977)監督■小沼勝「薄暗くよどんだ風景、土蔵、
笠井とその妹との近親相姦的イメージ、その倒錯セックスと、映画は猟奇的雰囲気の中で展開されるが、
谷ナオミの自意識が、肉体の責めの過程で徐々に破滅され、と共に、ますます肉体が輝くくだりは、
SM的なストーリーといえばそれまでだが、まさに官能そのものだ。時々登場する小猿の醜悪さも効果的である。」
◎北川れい子氏

●黒薔薇夫人(1978)監督■西村昭五郎「話は単純だが、谷ナオミの肉体をひたすら
即物的に責めるSM場面が圧巻である。ロープ、鞭、首枷、ヴァイブレーター、
赤いローソクといったSM小道具もさることながら、ナオミが口から大漏斗で水を
飲まされる場面は、真正面のカメラがみるみるうちに膨張する腹をとらえ、
異様な迫力。またブランデーを下から注入され、全身がピンクに染まるのも。」
◎北川れい子氏

46 :団鬼六原作映画の評価3:04/04/23 08:48 ID:GCr2Uj//
●団鬼六 薔薇の肉体(1978)(原案)●縄地獄(1978)●団鬼六 縄化粧(1978)
●団鬼六 花嫁人形(1979)
●団鬼六 縄と肌(1979)監督■西村昭五郎「“SMの女王”谷ナオミの引退記念映画で、
藤純子の引退記念映作『関東緋桜一家』にひけをとらぬ西村昭五郎の名調子が冴えた任侠ポルノ編。
東映出身の松本功のシナリオだけに全編東映タッチで、谷ナオミはむろん藤純子、
そして健さん役は山本昌平。ヒロインが引退口上を述べるところは西村演出の愛惜の思い入れあり。」
◎高橋聡氏

●団鬼六 少女縛り絵図(1980)監督■小沼勝「少女とのSM性愛を通して日常回帰する男の話で、
廃屋で開始されたSMプレイは、だんだんと屋外、つまり日常へと拡大されていくのだが、
初めて少女をSM責めにする場面の嬲る側と嬲られる側の緊張感が、プレイをくり返す過程で
共犯関係へと移行し、全裸、緊縛姿にコート一枚の少女が公園に連れ出される場面の
異様な日常性など見事だ。」◎北川れい子氏

●団鬼六 縄炎夫人(1980)●団鬼六 薔薇地獄(1980)●団鬼六 白衣縄地獄(1980)
●団鬼六 女秘書縄調教(1981)● 団鬼六 女美容師縄地獄(1981)
●団鬼六 女教師縄地獄(1981)●団鬼六 OL縄地獄(1981)

47 :団鬼六原作映画の評価4:04/04/23 08:51 ID:GCr2Uj//
●団鬼六 少女木馬責め(1982)監督■加藤文彦「加藤文彦の監督デビュー作。
『天使のはらわた』シリーズの劇画家石井隆の脚本を、より劇画タッチのカットでつなぎ、
少女の過激な情念とSM幻想を、残酷にエロティックに描き出す。セーラー服の少女のスカートが
風でパッと広がって、キッとふりむくと教師と目が合うカットの歯切れの良さ。
ラストのみんな夢よねと呟くヒロインが切なくも哀れ。」◎北川れい子氏

●団鬼六 蒼い女(1982)●団鬼六 蛇の穴(1983)● 団鬼六 美女縄地獄(1983)
●団鬼六 修道女縄地獄(1984)●団鬼六 SM大全集(1984)(スクリプター)
●団鬼六 縄責め(1984)●団鬼六 美教師地獄責め(1985)●花と蛇 地獄篇(1985)
●団鬼六 緊縛卍責め(1985)(脚本も)●団鬼六 蛇と鞭(1986)●花と蛇 飼育篇(1986)
●花と蛇 −白衣縄奴隷−(1986)●団鬼六 人妻なぶり(1987)●花と蛇 究極縄調教(1987)
●夢どれい(1987)(脚本も)●団鬼六 生贄姉妹(1987)●団鬼六 妖艶能面地獄(1988)
●不貞の季節(2000)●およう(2000)●花と蛇(2003)

48 :団鬼六と石井隆の交差:04/04/23 08:54 ID:GCr2Uj//
『団鬼六 少女木馬責め』製作国:日本 製作年:1982 配給:にっかつ 監督:加藤文彦 
原作:団鬼六 脚本:石井隆 
《解説》被虐的性欲を持つ女子高生と、彼女のために学校を辞めた教師の姿を描く。
脚本は「天使のはらわた 赤い淫画」の石井隆、監督はこの作品がデビューとなる加藤文彦、
撮影は「実録色事師 ザ・ジゴロ」の杉本一海がそれぞれ担当。
《ストーリー》女子高生の名美は、平凡な顔とは裏腹に、夜になると、
自分自身で自分の体を縛って楽しむマゾ的趣味を持っていた。名美は毎夜、不良少女たちに
襲われる夢を見て、その度に、快楽に股間がグッショリ濡れて眼覚めるのだった。数日後、
それが現実となった。不良少女の知子と亜里に襲われた名美は、その時、教師の村木に救けられた。
しかし、名美は村木にパンティーのシミを見られてしまう。数日後、怒った知子と亜里は村木を
無人の教室に誘い込むとズボンを脱がせ、強引に一物を口に含んだ。そして、たかまる欲情はおさえきれず、
村木の上に腰を沈める。そこへ、女教師の山内が入ってきた。強姦されたという知子と亜里に、
村木はこの前のいきさつから名美に弁護を頼むが、彼女は何も話そうとしない。
村木は学校を辞めさせられた。

49 :団鬼六と石井隆の交差2:04/04/23 08:56 ID:GCr2Uj//
二年後。女子大生になっていた名美は万引をして逃げる村木と出会った。
久しぶりの再会に酒を酌交す二人。村木は名美のパンティのシミを思い描いて
自慰を繰り返していたという。泥酔した村木を名美はホテルに連れて行って眠らせた。
目覚めた村木は、部屋の中に、木馬をはじめ、あらゆる責め道具があることに気づく。
そこはSMホテルだった。それから二日間、二人はSMプレイに没頭していた。
三日目、村木は持病の発作に襲われ、錠剤を口に入れたまま倒れてしまった。
しかし、水がなく喉に流し込むことが出来ない。両手両足を縛られた名美は、もがきながら
部屋中を捜し回るが水に代るものはない。そこで、名美は自分の小水を飲ませようと
村木の顔の上にまたがるが、その時、彼は息絶えていた。名美の小水の音が
異様に部屋の中に響いている。至福の境地に酔い痴れているような村木の顔に、
名美の黄金水はとめどなくほとばしった。
http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=17250

50 :名無シネマ@上映中:04/04/23 10:39 ID:LNV7Ed5o
ばかが一人で粋がってる

51 :ごめんなさい_| ̄|○ :04/04/23 12:26 ID:Pm67zk7g
その通りで〜〜ご・ざ・い・ま・す。。

52 :名無シネマ@上映中:04/04/23 14:03 ID:JQEUyHzm
前スレで団鬼六っぽくない、と不評の「少女木馬責め」。
おーい、鬼六〜、どこよ〜…石井隆カラー一色といった感じ。。
原作はどんなだったのかなぁ。団鬼六ファンの人見てたら購入できるか教えてちょ。
(みんなSM板に帰っていったのかぁ、誰も見てないかw)
この度の「花と蛇」、名美・村木と改名してないだけ「抑制」効かせてますよ、まだ。

>>41 『ラブホテル』は圧倒的に人気ありますね。山口百恵だけじゃなく港で流れる
もんたの唄もしみじみと良かった…。『おんなの街』(劇画)は最近復刊されましたが、
そこにスミ入れ前の鉛筆書きのボツ原稿が付いていますが、あの描き込まれた雨の線には
圧倒された…。ベッドで縛られ、次々と寄せ来る快感であえぐ速水典子にはノックアウトだった。

それにしても、石井隆を語るとき、さらりとリルケの詩をくちずさむ、なんてお人だ。。
こんな人が2チャンにおられるとは…
(リルケについて参照ページhttp://www.a-street.net/papas/column/maria/maria_06.html

53 :名無シネマ@上映中:04/04/23 14:09 ID:CurprJj3
http://search4.auctions.yahoo.co.jp/jp/search/auc?p=%c3%c4%b5%b4%cf%bb&auccat=21964

いろいろ売ってます

54 :名無シネマ@上映中:04/04/23 16:11 ID:egP4hZ+Y
団鬼六原作映画のオークションですね。
しかし、http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d34114011はワラた。
これに手をあげる人、尊敬します。
『不貞の季節』はいい。パッケージの写真も上に載ってるので、ご覧ください。
って釈迦に説法か…。

55 :名無シネマ@上映中:04/04/24 00:30 ID:wwu8Sc4i
>>50
誰に向けて言ってるの?
ま、自分がバカでないことを表現に織り交ぜる技量も無い
カキコ者はスルーしときゃよく、どーでもいいんだけど。


56 :名無シネマ@上映中:04/04/24 08:33 ID:bHmy6kEx
>>44-49
あたりのバカのことだろ


57 :名無シネマ@上映中:04/04/24 13:01 ID:KJt+dMMg
>>38 題名は「雨のエトランゼ」でしたね。こちらも手元に資料ない状態で
書くことが多いので不明不足な言葉多いかと思います。あしからず。。
「沙耶のいる透視図」「魔性の香り」「赤い閃光」のラストに連なる「別れ」を
描いていて、石井隆の「映画」を語る上でも必読ですね。
52で「鉛筆描き」と書いちゃいましたが、「雨」はスミ入ってました。失礼。。
先に「雨」を仕上げてから「人」を描くのかぁ。漫画描いたことないからわかりませんが、
そんな「手順」にこだわるのは「考え過ぎ」かな。


58 :まだ済まないの…:04/04/24 14:54 ID:JxHSjWJx
週間アサヒ芸能 2.12 「花と蛇」主演女優 杉本彩 袋とじ
週間ポスト 2.13 公開秒読み杉本彩『花と蛇』禁断シーン衝撃公開 袋とじ
(文/さかもと未明)
週間現代 2.14 初公開!『花と蛇』杉本彩 禁断の性シーン
FLASH 2.17 陵辱ショット袋とじ これはもはや事件だ!杉本彩 袋とじ
週間アサヒ芸能 3.4 「花と蛇」陵辱ヘア 杉本彩 袋とじ
週間ポスト 3.5 杉本彩「悶絶ファックシーン」 (文/石井隆)
週間現代 3.6 杉本彩『花と蛇』悶絶ファックシーン
FLASH 3.9 杉本彩 息の根止める、これが問題の決定的場面! 袋とじ
(文/室井佑月)
週間ポスト 3.19 杉本彩 花と蛇 CD−ROM 衝撃の映像封入 
週間現代 3.20 杉本彩『花と蛇』緊縛エクスタシー
FRYDAY 4.2 杉本彩“ハダカを超えた”フェロモンに陶然!
FLASH 4.13 杉本彩 オーガズム[絶頂]定的場面! 袋とじ(文/室井佑月)
週間現代 (キャプション不明。さすがに食傷気味となり、購入しませんでした。w)
週間ポスト 4.30 杉本彩『花と蛇』封印された衝撃映像 袋とじ
(これ以外にもあったかもしれません。。)

59 :これっきりにしてね〜〜っ。:04/04/24 14:57 ID:JxHSjWJx
http://www.j-magazine.or.jp/FIPP/FIPPJ/F/busuuA.htm#A2 によれば、
各週刊誌の発行部数は以下の通り。  …( )は『花と蛇』グラビア掲載回数。 
週刊現代 講談社 81.0万部 (4)
週刊ポスト 小学館 85.1万部 (4)
FRIDAY 講談社 49.0万部 (1)
FLASH 光文社 45.0万部 (3)
週刊アサヒ芸能 徳間書店 39.0万部 (2)
この数字で計算すれば、上記のグラビア『杉本彩の裸身』が撒かれたトータル数は 
926万4000部!! となります。映画『花と蛇』の盛況を
メディアとの連携による面があることを捉え、見つめ直すのも楽しいことかと。。

ちなみに「袋とじ」のみカウントすると、383万部になります。
383万冊を男どもが「破る音」を想像すると、凄いものがあります。w

60 :名無シネマ@上映中:04/04/24 18:51 ID:6lbyR71n
ミスキャストだったのか。「花と蛇」という選択がまずかったのか。
「羞恥」する杉本彩なんて想像出来ないから、「羞恥」させない演出に傾いたのか。

こんな新聞コラムみつけた。「(…)恥ずかしい姿を人目にさらすという点では十七世紀に
目が点になるような前例がある。国王や貴族が朝起きて穴開き椅子にすわり、そこで排便の
儀式をおこないながら接見希望者にまみえるのである。絶対王制のこの時代、排便しながらの
接見は、国王や貴族が接見相手より圧倒的に高位である(もっといえば相手を人と思わなくて
いいほど偉い)ことを示威する行為であったようだ。相手を対等な人と思っていなければ
恥ずかしくない。恥ずかしさ(おのずと生じる軽蔑の念)をこらえなければならないのは、
見せられるほうだ。(…)」中野香織 モードの方程式 日本経済新聞 4月23日
まぁ、これは有名な話だがな…。

61 :38:04/04/24 20:48 ID:wwu8Sc4i
>>57
>題名は「雨のエトランゼ」でしたね。

ありがとう。
その作品、タイトルは忘れてもずっと気持ちに居座っていたような
気が、今はする。
もうタイトル忘れないだろう。

「退場する」と何度も言いながら、ゾンビみたいに度々登場スマソ。
とりあえず、礼だけ言っときたくて。


62 :名無シネマ@上映中:04/04/25 10:31 ID:WDjs07WC
>>61 どういたしまして。チャット並の高速で語る段階は前スレで終わったと
思っているし、ノンビリ行きましょう。『花と蛇』一見「単純」ですが、
存外「根」は深く、掘り出すのはたいへんな作品だと思っています。
ザクザクやると途中で切れちゃう繊細さもあると思いますので、まずはノンビリと。。
時々寄って書きこんで下さい。お願いします。

63 :石井監督インタビューより抜粋:04/04/26 08:51 ID:Hhf03OYN
●まんだらけZENBU .10(2000年12月採録のもの)
「(…)僕のエロっていうのは、やっぱり、必ず最終的には死ぬとか殺すとか
行っちゃうんで、エロスが全く真逆じゃないですか。エロスっていうのを簡単に
言うと、生きることの謳歌っていうのがあるわけですね、生きている証みたいな。
僕の場合は、その果てに、心中のような死があったりするから、
楽しめないじゃないですか。(…)」
●MANGA EROTICS 太田出版 2002年夏号(山本直樹氏との対談)
「(…)山本さんの女性は、男を100%許すでしょ?僕の女性は(男を)
20%くらいしか許せないんですよ(笑)。僕の育ってきた頃の映画ってね、
みんな女性が自立していく時代の映画だったから、増村保造にしても加藤泰さんにしても、
(描くのは)みんな強い女ですよね。それは気持ちよかったんだけれども、
じゃあ自分はどうなのってなると、必死になって「微力ながら戦わせていただきます」
って感じで。どうせ最後は負けるんだけれど。(…)」

64 :石井監督インタビューより抜粋2:04/04/26 08:54 ID:Hhf03OYN
●映画秘宝 洋泉社 4月号
「(…)かつてロマンポルノで5本映画化されているとは知っていましたけれど、
女性という存在の描き方が真逆のように思っていました(…)」
「(…)映画としてはそのまま映像化するのはまず無理です。
(…)たとえばキーワードとして出てくる土蔵とか秘密ショーとか、当時は隠微な
イメージを醸し出す装置だったんだけど、今の人たちはそれ自体を知らない。
原作をそのままにやりたかったけれど、杉本彩という存在がはまらないと
思ったんですね。(…)」
●キネマ旬報 三月下旬号
「男女が共に堕ちていくというテーマでなら、かつてぼくも所謂SM的な関係を
描いたことはあります。(…)人間の強さや弱さ、覚悟が見える、そんな女と
男の絶対的な距離感が基本でしたね。それに対し、団先生の原作は女性を聖なる
存在に高めてそれを陵辱するという仕掛けが基本ですから(…)」
「(…)『花と蛇』が書かれた昭和30年代当時は、まだ近寄りがたいほどの美女
という概念が生きていて、それが団先生の世界。でも今、絶世の美女は何人も
いてもテレビに出てるから親近感が先に立つ。ですから、近寄りがたさを演出
するために、杉本彩という美貌と肉体の持ち主を、原作を壊さない範囲で時代を
意識した装置、つまりコロシアム、ショー形式、セレブといった映画的な仕掛けに
立たせ、フェイクながらも神秘性を出せるかが勝負どころだった。(…)」

65 :石井監督インタビューより抜粋3:04/04/26 08:57 ID:Hhf03OYN
●CUT ロッキング・オン 4月号
─なぜ杉本さんは石井さんを指名したんだと思います?
「彼女の好きな映画の話を聞いていると、ヨーロッパなんですね。ヨーロッパな
テイストと、男と女のどろどろした関係性が日本映画には希薄だと。その中で、
唯一男と女をやっている監督として好きだということでした。(…)」
─(…)(団鬼六さん)とは真逆だと思うんですよね。だから、石井さんは
この映画をなぜ撮ったんだろう?ということが実はぼくが一番聞きたかったこと
なんですけど、(…)要するに石井さんは杉本彩のために撮ったんですね(笑)。
「(笑)」
─杉本彩の愛に応えようってことだったんですね。
「その何かに賭けているすさまじさがね、感じられたんですよ。(…)」
●漫画ジャンクション バウハウス 6月号(発売中)
「(…)彼女も芸能界でいろいろあって、『なんで自分は理解されないんだろう?』
『どうして自分は認められないんだろう?』みたいな悩みをいっぱい抱えている
んじゃないか、と。僕の想像ですよ。彼女はそれに対する無念さを持っているのかなって。
単純にそれに意気を感じて『僕なら応援できるかも』と思ったし、彼女もトコトン
やるだろうと思った」
「(…)杉本彩は《ヌードという衣装を着て演じる女優》なんじゃないか。
それは他の女優さんが持っていない彼女特有の魅力なんじゃないかな。(…)」

66 :石井監督インタビューより抜粋4:04/04/26 08:59 ID:Hhf03OYN
●YAHOO!BBマガジン ソフトバンクパブリッシング 6月号(発売中)
「(…)彼女自身、何か人生をかけてたようなところがありましたから。
(…)こちらも手が抜けなかった。なまじっかなSMシーンでお茶を
濁すのではダメだって決意のようなものがあって(…)」
●DVD NAVIGATOR ギャガ・クロスメディア・マーケティング 5月号
「杉本彩を徹底的に立たせる、僕の今回のすべての試みは、結局そこだけに
向けたものだったんです。難しいお芝居や展開はいらない、とにかく彼女を生かした、
完全なスター主義映画。(…)」

67 :ネット上の評価(抜粋):04/04/26 13:06 ID:H1KX7lQ/
(注・ネタバレあり)
(…)今はこれだけAVが氾濫していて無料動画でも本気レイプものとか食糞とか
見れる時代なので、SMシーン自体はそんなに目新しいものではない。だからこそ
Mに開花していく過程をいかに魅せるかが見所だと思っていたのだが、これがシーン的に
ブツ切りの連続で落ち着かない。何か最近では本編では観られない動画を公式サイトから
ダウンロードできるというあこぎな商売を始めたのでその影響か。ますますもって
この映画が何のために作られたかわかってため息が出る。(…)結局物語は破綻したまま
「ああそうですか、それではさようなら」といった程度のシメで終わる。
そもそもセレブ御用達の秘密SMクラブであるならば、彼らが100万というお金を出しても
見たくなる程のもの(つまり俺たちがスクリーン越しに観ている映像。特に夫とハメて
先生的に彩的にキター!のところは重要な映像のはずなのに観ていてそうは感じなかった)
がなければ成立しないはずだ。有名人と本番が出来るから来てるのか?
黒幕のやりたかったことも良く分かんない。さんざん突っ込まれたまんこを見て
「きれいだ・・・」まずヤるのはアンタなのでは。
まあ艶やかさが開花するまで待ったということならそれでもいいけど、
その歳でヤッたらああなることは承知のはずで、ああこの人はそういう
シメかたをしたかったのかと思ったら「よくも先生をー!」えええー。
原作の設定を変え、ダンススターという設定も肝心のダンスシーン
(結構出てくるけど別に伏線でもなんでもない)がどうでもいい出来でガクリ。
まあそんな映画だった。
http://kintama.2log.net/archives/blog20040402.html


68 :ネット上の評価(抜粋)2:04/04/26 13:12 ID:H1KX7lQ/
(注・ネタばれあり)
この映画はなんと言っても杉本彩の存在感である。
この映画で杉本彩は何かを吹っ切ろうとしているに違いない。それは女優としてなのか
1人の女性としてなのかはわからないが、観ている私にもそれはビンビンと伝わってきた。
杉本彩の芝居を超越した芝居(矛盾してるが)を観るだけでも価値はある映画である。
しかしストーリーはというと、ちょっと陳腐である。
石井隆は今まで、暴力とセックスに満ち溢れている闇の中でも光を放っている
ヒロインを描き続けてきた。あくまで暴力もセックスも人間を描くための手段でしか
なかったのだ。しかし今回の『花と蛇』はSM描写に重きを置きすぎてしまった感が
ある。私はこの映画を観ながらも、目の前のスクリーンで繰り広げられている
SM行為の表面的な部分を追うことしかできず、ヒロインに感情移入することも、
ヒロインの人間性を追及することもできなかった。このヒロインがSM行為を経験
したことで何が変わったのか、といったような人間の内面をもっと深く描きこめば
もっと味わい深い映画になったかもしれない。
そしてこの『花と蛇』は石井隆の映画の中では一番凶暴な映画である。
ヒロイン・静子は肉体的な暴力はもちろんのこと、言葉による暴力や視線に
よる暴力など、さまざまな暴力によって痛めつけられる。そして何よりも、
この映画には優しさがまったく感じられない。今までの石井隆映画は、
ヒロインを地獄に堕としながらもそれを見つめる視線に何かしら優しさが
感じられた。しかしこの『花と蛇』は徹底的に突き放した目線で作られている。
そこがこの映画が最も凶暴であると思える点である。
SMは痛みや恐怖という感情を徐々に増幅させるという点で、セックスよりも
石井隆作品ならではの空撮シーンと雨のシーンが健在だったことは嬉しかった。
だからこそヒロインがSM行為によって性的に開放される姿をもっと描きこんで
欲しかったと残念に思う。
http://plaza.rakuten.co.jp/chome/diary/2004-03-25/


69 :ネット上の評価(抜粋)3:04/04/26 13:19 ID:H1KX7lQ/
(注・ネタばれあり)
小沼版の『花と蛇』では、最初は不条理な恥辱から始まっても、それが特殊であれ
男女の愛の形や、女の<Mとしての自立>が育まれていたじゃん。でもこの石井版
『花と蛇』は結局、サディズムの一方通行でしかなくて、最後までMとなることを
受容しない女性に、不条理な虐めが行われるだけで、同意の無い虐待は見てて
スッゲー気分悪い。それも男女の一対ではなく、大勢のヤクザが銃で脅す暴力的な
監禁状態で、「巨悪にいとも簡単に人間の尊厳を蹂躙されて、人知れず殺される弱者」の
無力さしかわたしには感じられない。それって純然たるSMじゃないでしょう。
杉本彩版は根本的に演出意図がヘンじゃないか?彼女はMの官能には最後まで
明瞭に目覚めない設定になっていて、かといって意志の力や尊厳を賭けて巨悪に
抵抗し、Mにならないとかじゃない。非常に漠然とした非協力性とでもいうか。
責めのシーンになってから、彼女の感情を表す演出はまったく一切されないので、
「しなきゃ知人女性を辱める」と脅され観衆の前でのおしっこを強要される場面でも、
猿轡があんまり立派すぎて表情がぜーんぜん見えないから、慎ましさで我慢してる
ようにも思われず、何を彼女が躊躇してるのか観てるこっちが不条理な気分だよ。
『悪魔の調教師』や『堕靡泥の星 美少女狩り』みたいな、徹底的に理不尽な
被害だけを描く、殺伐とした人権蹂躙の映画だとしても、そういう確信犯で
あるなら違った観る価値があるけれど、本作はそういった世界を描きつつ、
圧倒的権力への恐怖や、『天使のはらわた 赤い教室』の名美の心的外傷を忘れて、
単純なエロに持っていっている(エロ>女性の人権)という構図が不快。
それに石井隆という人はこれまた女の復讐を描かずにいられない人でもあるから、
妙なことになってるし。石橋蓮司に対してもすごい曖昧な報復で、
Sを凌駕するMの怪物性を、明瞭に獲得する前に報復のオチが来ちゃうから、
貞淑な怯えと性的な非協力の中に、唐突ななんの内面的展開もない性的協力性が表れて、
釈然としない。http://d.hatena.ne.jp/anutpanna/20040408


70 :名無シネマ@上映中:04/04/26 16:06 ID:nDIE4kJE
 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | 先生!杉本彩の『花と蛇』は不評です!
 \__  _______________
      ∨┌───────        /         /|
        | ギコネコ     __      | ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|  |
        | 終了事務所. /  \   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        |          | ∧∧ | < 笑わせやがって!終了だ!ゴルァ!
                    (゚Д゚,,)|  \________________
     ∧∧        .※ ⊂ ⊂|. |〓_ |,[][][]|,[][][]|   ..|  |
      (,,   )     / U ̄ ̄ ̄ ̄ 〓/| |,[][][]|,[][][]|,[][][]|/
     /  つ    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   〜(   )     |              |  /ノ~ゝヾ
                         (’ヮ’ン  ∩∩
                         (   ) (´Д`)  ̄ ̄ 〜 ゴラァ
                          ∪∪   U U ̄ ̄UU     【完】




71 :「『花と蛇』の世界」:04/04/27 13:23 ID:I4o6Jy0d
九鬼(二郎)氏は(…)指摘する。(…)そこに描かれているのはサディズムと
いうよりサディスティックな男性の妄想に過ぎず、言い換えれば「花と蛇」の
モチーフは、サディズム・マゾヒズムといったものでなく、デフォルメされた
エロチシズムであるとしている。
(…)結局「花と蛇」とは何なのか?(…)この作品は読者にとっての一種の夢の
世界ではないかと思う。(…)小説的構成などは、どうにも我慢できないほどおかしい
と思わない程度に辻褄が合っていれば良い。夢を見ながらこれはどうも理屈に合わない
と思うことはあるが、夢を楽しむためには、目がさめない程度に辻褄が合っていれば
良いのである。(…)「花と蛇」はそういった夢の世界であり、いつまでも決して
完結しない物語であってくれれば良いのだ。

「花と蛇」の世界http://tanbi.kir.jp/hanasekai/Hana_index.htm(必見の作品論)


72 :名無シネマ@上映中:04/04/27 13:25 ID:rC/g8SjP
浣腸シーンを削ったのが敗因でしょうな。

73 :[鬼村源一役 有末剛氏:04/04/27 13:26 ID:I4o6Jy0d
若い人は映画監督としての石井隆しか知らないかもしれない。
しかし、私にとっては依然として、ニコンを首にさげてエロスの断片を切り取っている
石井隆なのである。そして、厳しい緊縛の要求。思い出せば、自分の力以上のものを
引き出されていた。石井隆は厳しい眼を、一瞬、いたずらっこのように輝かせていた。
自分の映像が手に入るまで妥協しない石井隆との幸せな夏を思うとき、
三度目の夏は忘れられない夏になった。

調教師・鬼村源一役 有末剛氏 http://kinbakutei.com/diary/html/index.htm

74 :杉本彩インタビュー:04/04/29 14:01 ID:B+SP1pAk
−撮影中で記憶に残ってるエピソードはありますか?
石橋蓮司さんとの絡みのシーンですね。蓮司さんだったからこそ私も、神々しいまでの
“穏やかで母性的な愛”で包み込む様な表情になれたと思うんです。自分の中では想像も
してなかった姿になれたのは、蓮司さんの周りを引き込んでいく役者としてのエネルギーの
凄さですね。http://av.jav.co.jp/hanatohebi/

75 :「インターネットコロシアム」:04/04/29 14:04 ID:B+SP1pAk
「インターネットコロシアム」という名称は、石井監督が多大なる影響を受けた
クロネンバーグ監督の「ビデオドローム」と似たインパクトを喚起する。
映画では「ビデオドローム」という不可逆的な渦巻きのような空間を
「ビデオ闘技場」と訳し、そのビデオ映像に映し出される光景は、誘拐され、
鞭や道具で乱暴され、切り刻まれる女性である。VIDEODROME
-drome [名詞連結形]「広い特別な施設」の意 ギリシャ語「走ること,
走路」の意 例)motordrome名】(円形の)自動車[オートバイ]競走[試走]場
http://www1.ttv.ne.jp/~yano/suffixabcde.htm

76 :ネット上の評価(抜粋)4 :04/04/29 14:07 ID:B+SP1pAk
この映画は四分の三くらいがSM場面なのだが、ありとあらゆる手を用いて杉本彩を
苛め抜いても、結局のところ彼女は何に対しても屈した様子がないのである。そして
その関係性にこそ、石井映画のニュアンスが非常に本質的な形で現出しているのだ。
石井隆の脚本を相米慎二が監督した名作『ラブホテル』には、死を決意した寺田農が、
ホテトル嬢の速水典子を緊縛し、玩具を使って犯す場面がある。どうせ死ぬのだからと、
長年の妄想を実践しようと試みたわけだ。速水は嫌がりながらもいつしか歓喜に
身体をくねらせ激しく喘いでしまう。繰り返し絶頂を迎えてのけぞる速水を見た寺田は、
生の側へと戻る決心をする――。これは一体どういうことなのだろうか。自由を奪って
嬲るという手ひどい屈辱を与えたはずなのに、速水は寺田の卑小な満足を嘲笑うかの
ごとく本能的な愉悦に狂喜する。(…)これは女性へ対する性的な(…)敗北である。
石井隆はその現実を踏まえた地平でヒロインを作り上げ、全力で痛めつけにかかるのだ。
(つづく)


77 :ネット上の評価(抜粋)4-2:04/04/29 14:09 ID:B+SP1pAk
石井映画のヒロインは、汚されれば汚されるほどその輝きを増していくと言われるが、
それは石井映画における女性への陵辱行為が、女性へ捧げられた無限の讃美と
強烈な嫉妬に他ならないからだ。例えば、成瀬の『めし』の「いかにも」な結末を見て
「成瀬は女性を抑圧しようとしている!」と憤慨する人がいるだろうか。いたとしたら、
その人は相当おめでたい。シナリオ、あるいは表面的なあらすじが意味をなさない映画
というものは、確かに存在する。石井映画の真髄はシナリオにあらず、もっぱら映像に
よって女性への愛と嫉妬を語るのである。とどのつまり、石井監督は冷血なサディスト
ではなく、あえて喩えるならば、自分がいたぶっている女性に嫉妬と羨望を抱く、
隠れマゾヒストなのである。(…)相手が「自由意志を持った生きた人間」である
ことを拒否し、自己の「思い」の中に閉じ込めることによってしか、男と女は一つに
なれないのではないか。(…)人と人とは、どちらかが現実に存在しつづける限り、
心身の完全なる合致を見ることはない。死んだ者だけが美しい。その認識の上に立って
作られた作品がいわゆるロマンポルノと呼ばれる映画の一群であり、石井隆の
作品なのである。(つづく)

78 :ネット上の評価(抜粋)4-3:04/04/29 14:11 ID:B+SP1pAk
確かに杉本彩は偉い。よく頑張った。でも頑張ったのは杉本彩だけではなく、
「陵辱の一夜」というショーの細部を、一切手を抜かずに演出し、杉本の肉体と
苦悶の表情を粘り強くキャメラに収めていった、石井隆とそのスタッフだという
ことを忘れちゃいかんのですよ。そしてその苦闘のさなかに、石井隆の「勝てない…
…杉本彩には絶対勝てない」という無念のつぶやきを聞き取ることこそ、
この映画の醍醐味である。ttp://mykit.jp/pc/zenbastreet/

79 :ネット上の評価(抜粋)5:04/04/29 14:14 ID:B+SP1pAk
(…)どうやら作り手の意識は団鬼六の『花と蛇』ではなく、キューブリックの遺作
『アイズ・ワイド・シャット』にあったようだ。(…)SMショーのシーンから
情感的な官能性を剥ぎ取ることに対して、作り手は実は確信的だったのではないかと、
僕は密かに感じている。その理由には二つのことがあって、一つはショーの進行役
たる珍妙なセーラー服姿のピエロ男の鬱陶しいキャラ造形が興趣を削ぐ方向に働か
されていたこと、もう一つは団鬼六の世界のキーワードとも言うべき“女の羞恥心”を
執拗に責めつつ官能を煽り立てる構図が凡そ無視されていたことだ。原作の
エッセンスに忠実ならば、ピエロ男の静子への言葉責めが羞恥心を突く形で前面に
出てきてこその『花と蛇』の世界となるはずだ。だが、作り手側には、この
“羞恥心”に対する時代的共有への不安があったのではないかという気がする。
アナクロニズムの一言で一蹴されてしまいかねない。しかし、元々原作はそういう
アナクロニズムに居直ることで成立するファンタジーとしての女性像の提示に
官能的妙味が宿っている作品なのだ。(…)“羞恥を焦点にした情感的な官能性”が
削がれた後に残っていたのは、まるで体育会系クラブのしごきとそれに耐える
女子部員の如きスポコンもののような肉体勝負の様相だった。(つづく)

80 :ネット上の評価(抜粋)5-2:04/04/29 14:16 ID:B+SP1pAk
その観点から言えば、杉本彩の根性は見上げたもので、『花と蛇』的な心理責めでは
なく絵になる吊り物が主体のキツいシーンの連続技を次から次へと懸命にこなしている
感じだった。(…)もし、作り手が意図的に官能性を排除して晒し物にしたのなら、
そっちのほうが酷なSMだとさえ思ったのは、フェチ的にも本当にマニアックだと
思われるオーラル・マスクのギャグ(口枷)を噛ませて縛り上げ、あかい口腔を
覗かせつつ湧き出る涎を無惨に垂れ流させたりしていたからかもしれない。
ここには性器へのダブルイメージを滲ませるような鬼六的言葉嬲りがいかにも
似つかわしいのに、ピエロ男はそれをしない。静子に向ける彼の言葉が脅しや
説得に偏っていると、それが原作にもそっくりの形であるだけに削がれたほうの
言葉嬲りが際立ってくる。そもそも鬼六的SMというのは、肉体的には苦痛以上に
快感を引き出すことで心理的にいたぶることを主眼とした嫌らしさが身上だと
いう気がする。多大なる心理的苦痛と幾ばくかの肉体的苦痛を圧倒する肉体的
快楽によって翻弄し、被虐の炎を炙り立てる筋立てなのだから、肉体的苦痛を
与えて苦しむ様に性的興奮を覚えるサディズムや肉体的苦痛そのものを性的快感と
するマゾヒズムとは本質的に異なる。(つづく)

81 :ネット上の評価(抜粋)5-3:04/04/29 14:19 ID:B+SP1pAk
だから、スパンキングや鞭打ちといった責めはほとんど出てこない。そういう意味で
は似非SMで、団鬼六自身もそう語っているらしい。しかし、だからこその愛好者も
得て、一般的認知を広げてきているのだろうし、日本ではむしろ鬼六的な調教馴致の
ほうがSMとして了解されている風情すらあるように感じる。(…)その前提と
なっているのが、どんなに辱められ貶められても失せることのない気高さを保つ
どころか、その全てを受容してなお崇高な妖しさを獲得してしまう女性像の描出を
果たす彼の筆力だという気がする。それを支えているのは、ヒロインの“どこまで
行っても枯渇することのない羞恥心と慎ましさ”であって、それが損なわれれば
全て崩壊してしまう世界なのである。言わば、在り得べからざる大幻想に支えられ
たファンタジーであり、願望的な女性崇拝に他ならない。だからこそ、今や少なか
らぬ女性ファンを獲得してもいるのだろう。そして、彼の小説では、そのような
ヒロインの絶対的な崇高さへの到達と同時に、どこまで行っても彼女を堕落させ
られない敗北的状況を以て無間地獄とするような形で、その筆が置かれることが
多いように思う。(つづく)

82 :ネット上の評価(抜粋)5-4:04/04/29 14:21 ID:B+SP1pAk
(…)僕は“女の羞恥”を削いだ石井版『花と蛇』は、鬼六の『花と蛇』とは
訣別しているような作品だという気がしてならない。さらには、登場人物の名前や
役回りはそれぞれ見事に踏襲しながら、黒幕の田代一平(石橋蓮司)を卑しい
成り上がり者の街金融の社長ではなく、遠山家以上の権力を持つ大物にしている
ところにも鬼六的世界との訣別が示されていたように思う。鬼六世界では、下賤の
者が嫉妬と羨望による逆恨みによって憂さ晴らしを夢見ないではいられない
不条理が人間社会の前提として不可避であることを背景にしているというのが、
お約束事の構図だからだ。手を汚さずとも裕福であれる境遇を得て、使用人を持つ
ことが当然のようにして許され、天賦の美を外見のみならず徳性においてさえも
備えて生まれる人間がいる一方で、そのようなものからは一切無縁の境遇に生まれ
る下賤の者がいて、その敗北感と屈辱感が根底にあっての嫉妬と羨望による逆恨み
なのだ。加虐側の人物描写においては、常に性的嗜好性以上にそのことが強調され、
いささかお安い形でヒロインの不運と悲劇的構図が煽り立てられる。そのうえで、
下賤に生まれた者の敗北感は、どんなに嗜虐の限りを尽くしても決して癒されずに
敗北し続けるという無常感が自ずと漂ってくる。それこそが鬼六世界で加虐の側に
立つ者の大前提なのだ。(つづく)

83 :ネット上の評価(抜粋)5-5:04/04/29 14:23 ID:B+SP1pAk
石井版『花と蛇』に描かれた絶大なる権力を持つ老人の妄執では済まない、
それこそ浅ましい恨みや僻みが不可欠で、その浅ましさの次元に何とか引きずり
下ろそうとすることこそが加虐のエネルギーの源泉のようにして描かれるのが
常だったように思う。そんなふうに官能性・羞恥心・恨み僻みこそが鬼六世界の
三大ポイントだと見ている僕にとっては、そのことごとくを外してきた石井版
『花と蛇』に、却って作り手が自分と同じようなところを鬼六世界の重要ポイントと
みなしていることが窺えるような気がした。そして、鬼六的似非SMの被虐の
官能世界をそれはそれとして充分認めつつ、似非SMを以てSM世界だと勘違い
している向きに対して、鬼六作品原作の名の下に冷水を浴びせかけようとの意図までも
があったとすれば、それはそれで端倪すべからざるものがあるように感じた。
だが、だからこそ、鬼六的ヒロイン像を投影され、スクリーンのなかで見事に
体現し得た谷ナオミが憧れ慕われたようには、杉本彩は慕われないような気がする。
見映えはしたし、これだけ頑張っていたのに、ちょっと可哀想にも思う。
http://www4.inforyoma.or.jp/~mai7665/2004j/05.htm

84 :SMがわからない:04/04/29 14:38 ID:EtI7jE4C
(…)私は長年、SM小説というものを書いてきた。ところが私はいまだにSMと
いうものがはっきりわからないのだ。しかるに一時、私は淫靡残虐なるサディズム
小説家と見られてきた。私が長年、好んで書いてきたのは単に倒錯したエロスで
あって、いわば嗜虐小説というもの(…)残酷趣味はないのである。小説の中で
生傷がつくほど、女性を鞭でぶちのめした事もないし、女性を逆さ吊りにして
拷問するという残酷場面など登場させた事はほとんどない。女性に対する攻撃は
私の場合は肉体的な陵辱を主眼にしない。心理的な拷問が主題になっている(…)
私の異常性はなかなか監督には理解できないのである。
団鬼六「怪老の鱗 奇人・変人交遊録」光文社(2000年6月発行)より

85 :“緊縛”“拷問”もの:04/04/29 15:25 ID:uRLv50ln
約40年間に渡るピンク映画の長い歴史の中で一つの代名詞として欠かせないのが
“緊縛”“拷問”もの。今の世の中と違い、まだまだセックスそのものもオープン
ではなく、ピンク映画もアンダーグラウンドなカルチャーとして存在していた
1970〜80年代。アングラ文化とSMという行為が非常にマッチして、緊縛・拷問ものは
観客の圧倒的な支持を集めた。荒縄や鎖が食い込み、白い肢体が苦痛と快楽にうねりを
あげる。サディスティックに女体を弄ぶことのカタルシス。そんな欲望を満たして
くれるだけではない。 縛られた女たちの姿は、日本的様式美に彩られた、まさに
アート感覚にあふれた美しさ。http://xcity.jp/SHIN-TOHO/SERISE/kinbaku/menu.html

86 :“緊縛”“拷問”もの:04/04/29 15:27 ID:uRLv50ln
『日本密姦拷問史』監督 向井 寛 秘められた過去を背負う女の悲劇的な愛を
情念たっぷりに描いた一作。脅迫する女を刺し殺し、男の犯行と見せかけるために
股間に何度も鎌を振り下ろす猟奇的な殺人場面がショッキング。
http://xcity.jp/SHIN-TOHO/SERISE/kinbaku/ondemand/8034/index.html
『日本残虐女拷問』監督 山本晋也 明治、大正、昭和と三時代に渡り、
虐げられてきた女たちの悲劇を描く。荒縄できつく縛りあげられ大股びらきに
された女たちの股間がかき回される。そして彼女たちの秘部へ刃物や炎が侵入し…。
猟奇的な拷問の世界に迫る、ピンクの巨匠山本晋也監督の力作。
http://xcity.jp/SHIN-TOHO/SERISE/kinbaku/ondemand/7906/index.html

87 :“拷問”:04/04/29 15:29 ID:uRLv50ln
『日本拷問刑罰史』(1964) 配給 : 新東宝 名和弓雄の原作を、
吉田義昭が脚色し、小森白が監督した残酷もの。撮影は月田勇。
あらすじ 古代から、犯罪防止のたて前で重い刑罰が存在した。それは日本歴史の
歩みであり、同時に日本歴史残酷物語でもある。(…)特にキリシタンに対する
集中的刑罰の数々は、その極刑の最大のものである。木馬責め、温泉岳に投げこまれる
信者、焼印、水磔、射殺と、あらゆる残酷さを集めている。江戸時代になると、
火に対するいましめは特に強かった。火事の犯人と目されると、与力によって
笞打ち責めが国賊の名のもとに行なわれる。そして更に石抱き責めで苦しめられ、
犯人と決まるや、みせしめのため、江戸市中を引きまわし、最後に火をつけて焼かれる。
また不義密通者強盗殺人などには、笞打ちや、石抱責めより更に重い三段斬りや、
海老責め、釣るし責め、駿河町奉行彦坂九兵衛が創案した駿河問い首斬りと続いていた。
又、牢獄の中でもリンチは平然と行われ、死亡者も多かった。(…)
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD21509/story.html

88 :女性のご意見(抜粋)1:04/04/29 15:31 ID:uRLv50ln
しかし、こういうジャンルって本当にはじめてみたんですが、とにかくびっくり。
杉本彩が服を着ていたのは前半のみ。このあたりから、わざとらしくパンチラとか
胸強調とか、おしりアップとかセクシーなショットが連発して、最初はちょっと
笑いをかみしめるなどの余裕もあったのだけど、あとはほとんど全裸であられも
ないポーズのオンパレード!一応名の通ったタレントさんがここまで大胆に
演じきったことにとにかくびっくり。あっぱれ杉本彩・・・
けっこうダンスもがんばってたんだけど、他の印象が強すぎてあまり記憶に
残ってないです。しかし乳首に針灸は痛すぎて直視できなかったよ〜! (>_<)
http://www.enpitu.ne.jp/usr2/bin/day?id=24045&pg=20040324

89 :女性のご意見(抜粋)2:04/04/29 15:34 ID:uRLv50ln
なんとなく興味があったんでちょっとした好奇心からだったんですが、もともと
原作を読んでなく、SMにも造詣は深くない為、淡々と見てしまいました(笑)
周りは大概男の人ばかりでしたが、カップルも何組かいました。こういう映画を
カップルで見てどうすんだろーか。いや、女一人で見る私もどうかと思うが(爆)
私だったらちょっとヤダな。。。だって、家に帰ってから、SMごっこしようとか
縛ってもいいかとか言い出したら困るぢゃん(爆)(…)杉本彩は綺麗でしたよ〜。
うんうん、ヌードも綺麗だし、スタイルもいい。縛ってもキレイ♪個人的に
SMとか好きではないので、そういう行為自体は、普通にさらっと見てしまいましたが、
いろんな衣装を着ていてキレイだなーと思いました。それにあんまし卑猥なカンジは
しなくて、どっちかっちゅーと芸術的だったような(私が鈍いのか?)ちなみに
最後のおじいさんとの絡みのシーンはちょっと苦手ですー(^^;
ラスト、原作ではどういう風に終わってるのかな。杉本彩のタンゴシーンが
セクシーでキレイだなと思いました。花魁道中も脱ぐ前はきれいだったー。
脱いでもキレイだったが、縛ったりするのは苦手ー。ヘアヌードでもあまり
卑猥なカンジがしないのは何故でしょうか。ちょっと不思議な映画でした。
こういう世界もあるのね〜そんな感じでした。
http://sakura.sarasou.com/cgi-bin/diary02/bdiary.cgi?room=51319

90 :劇団第三エロチカ 川村毅氏(その1):04/04/29 15:37 ID:uRLv50ln
これはまぎれもなく、セックス・ムービーの傑作である。ポルノ映画、エロ映画と
いう言い方がしっくりこない感じがするので、この言い方を使う。しかしこの映画
には日活ロマンポルノへのオマージュが随所に感じられる。ある種荒唐無稽な
チープな展開。湿気に満ちた性描写。妄想と現実の交錯。堂々たるセックス・ムービー、
世界に誇れる出来だ。それと従来のポルノ、ことにAVにおいてはやたらと長まわしの
セックスシーンが退屈でしかたがないのだが、『花と蛇』では撮影で二台のカメラを
同時にまわし、スピーディに編集、スイッチングされているので臨場感が保たれ、
まったく飽きない。本当のSMマニアにとってみれば、まだまだだという向きも
あろうと想像するが、私みたいなトーシロにとっては描かれた緊縛シーンは美しい
ものだった。これまで石井隆の映画にはあまり満足せず、というのは劇画時代の
本人には及んでいないと思っていたところ、今回石井氏は見事に映画監督として
腕をあげたものだ、と感じ入る。とにかく徹底した、しかも確信犯的な
反フェミニズムの映画であり、あたまにきた女性達はぜひ反攻ののろしを
あげてほしいものだ。杉本彩はりっぱだった。捨て身になったとき、女は女優になる。
女優になるということはなにかを確実に失うということだ。そのことがわからなければ
女優志望は永遠と志望に留まるしかないだろう。
http://www1.odn.ne.jp/info/t_factory/wondering/last.htm

91 :劇団第三エロチカ 川村毅氏(その2):04/04/29 15:40 ID:uRLv50ln
ところで先週の私の『花と蛇』評について、周囲の女性群に非難ごうごうである。
いやあ、あの映画はあまりまじめに見てはいけないのよ。(…)『花と蛇』って
タイトルが出るというこの出だし自体大笑いなんだからさあ。このことで
山田山子に呼び出される。「杉本彩がいいなんて、あんたの女のセンス疑うわね」
「いやいや、いいなんていってない。よくやったといったわけでして」
「単なる露出狂だろがっ」「まあ、それもそれでたいしたもんじゃないんだろかと
思うわけです。人類皆露出狂になれるわけではないのですから」
「あんた、露出狂好きか?」「出し渋りよりはいいけど。でも、石井隆のヒロイン
ちゅうのはあまり実物の女優さんでは難しいんですよ。劇画の名美みたいな
実物はなかなかいない。確かに杉本彩は雰囲気不足ですが、雰囲気のある
女優さんを選ぶと今度は体がいまいちだったり、中途半端な脱ぎ方しか
しなかったりするわけですよ。だからトータル的には杉本でよかったと思うわけですよ」
「でも、あんた、知ってっか、杉本彩、今おめえ何様状態の勘違いで、いっちゃってるぞ」
「まあ、ありがちなことですね。では、さようなら」と私は脱兎のごとく逃げる。
中野の夜である。http://www1.odn.ne.jp/info/t_factory/wondering/diary.htm 


92 :映画研究者 岡田秀則氏:04/04/29 15:41 ID:uRLv50ln
レイトショウで銀座シネパトスの『花と蛇』。客はカップル結構多し。
近年稀に見る企画と宣伝のうまくいった日本映画ではないかと。
この映画は観た人間同士でしっかり討論したいですね。
何をやっても石井隆は石井隆の映画を撮るねえ。
http://users.ejnet.ne.jp/~manuke/carodiario/diario0403.html

93 :《殴られる女性》:04/04/29 15:43 ID:uRLv50ln
配偶者や恋人から暴力被害を受けている女性のことを「バタードウーマン
(被虐待女性)」と呼びます。夫からの暴力を黙々と受けている女性というと、
弱々しく、能力の低い女性を想像されるかもしれません。ところが事実は大きく
異なります。私がみた限りでも教師、美容師、医師、弁護士、会社役員など、
無力で能力が低いとはとても思えない女性が、夫や恋人からの暴力を受けている
のです。暴力を積極的に受けたい人はいません。それではどうして殴られ続ける
(逃げない)という状態に陥ってしまうのでしょうか。(…)男性がパートナー
に奮う暴力について、妙に寛容な社会的土壌が残念ながら今でもあります。そして
結婚生活を維持する上で、女性に我慢や努力をやたらと求める風潮も根強く残ります。
これはオトコ社会における男の甘えを満足させるための実体のない”物語”です。
しかしそのオトコ社会の枠組みが成人男性の暴力を含む「甘え」まで許容する
ことには大きな問題があります。
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/tomarigi/26.html

94 :ネット上の評価(抜粋)6 :04/04/29 16:01 ID:ctfF2V1b
(…)高いテンションで始まる新『花と蛇』にぼくは期待を寄せた。ぼく自身は谷ナオミの
大ファンなので、この映画にどんな見所があるか複雑な気分だったけれど、どうやら
まったく違う映画となることだけは冒頭の数カットだけでも予見できた。しかし、それは同時に
団鬼六の不在も表していたように思えた。冒頭を観ただけで感じられるのは、石井隆という刻印
だった。(…)より正しく言えば、日活ロマンポルノ的なもの、谷ナオミ的なもの、
団鬼六的なもの…などから遠い映画だということだ。前半は人間ドラマで見せている。
(…)デジタル撮影であろう全体的に暗い色調がシリアス・ドラマと調和して、
ロマンポルノの、特に『花と蛇』のフィルムの色鮮やかさと対極をなしている。後半は
エロ一直線である。(…)意図としては「本気のSM」を描くことが中心となっていて、
団鬼六文学のようにSMをめぐる人間(男)たちを描こうとはしていない。(…)石井隆は
ロマンポルノで言えば、『天使のはらわた』などに絡んでいることもあって、やはり
本気の「性」に迫ろうとする作家なのだろう。(…)仮面生活の重層性みたいな物語展開は、
(…)ドラマとしても中途半端な感じだった。いや、やっていることは本気のドラマなの
だけれど、ぼくたちが享受する文脈と出演者たちと石井隆や企画者の意図がそれぞれ
バラバラになってしまっているようで、それゆえに、薄っぺらな印象をぼくが抱いて
しまうのかもしれない。少なくともSMシーンのある場面などはとても官能的で、杉本彩の
挑戦に感動してしまうこともあるのだから。http://d.hatena.ne.jp/tido/200403

95 :ネット上の評価(抜粋)6 :04/04/29 16:03 ID:J6RqX7VB
(…)高いテンションで始まる新『花と蛇』にぼくは期待を寄せた。ぼく自身は谷ナオミの
大ファンなので、この映画にどんな見所があるか複雑な気分だったけれど、どうやら
まったく違う映画となることだけは冒頭の数カットだけでも予見できた。しかし、それは同時に
団鬼六の不在も表していたように思えた。冒頭を観ただけで感じられるのは、石井隆という刻印
だった。(…)より正しく言えば、日活ロマンポルノ的なもの、谷ナオミ的なもの、
団鬼六的なもの…などから遠い映画だということだ。前半は人間ドラマで見せている。
(…)デジタル撮影であろう全体的に暗い色調がシリアス・ドラマと調和して、
ロマンポルノの、特に『花と蛇』のフィルムの色鮮やかさと対極をなしている。後半は
エロ一直線である。(…)意図としては「本気のSM」を描くことが中心となっていて、
団鬼六文学のようにSMをめぐる人間(男)たちを描こうとはしていない。(…)石井隆は
ロマンポルノで言えば、『天使のはらわた』などに絡んでいることもあって、やはり
本気の「性」に迫ろうとする作家なのだろう。(…)仮面生活の重層性みたいな物語展開は、
(…)ドラマとしても中途半端な感じだった。いや、やっていることは本気のドラマなの
だけれど、ぼくたちが享受する文脈と出演者たちと石井隆や企画者の意図がそれぞれ
バラバラになってしまっているようで、それゆえに、薄っぺらな印象をぼくが抱いて
しまうのかもしれない。少なくともSMシーンのある場面などはとても官能的で、杉本彩の
挑戦に感動してしまうこともあるのだから。http://d.hatena.ne.jp/tido/200403

96 :ごめんなさい_| ̄|○ :04/04/29 16:15 ID:J6RqX7VB
二重カキコでした。。ごめんなさい。皆さん弁が立って、羨ましい限りです。
皆見事に「花と蛇」に肉迫されておられるかと。。「花と蛇」が団原作から
石井監督が乖離「させた」ものであるのは、どうやら疑いの余地がないように
思われます。例えば増村保造の「刺青」「盲獣」のような「ざわざわした血」を
ひく作品なのではないか。劇画時代から「羞恥」ではなく「生死」を蕩尽する
石井監督「らしい」作風が随所に溢れたものが「花と蛇」ではなかったかと。。

97 :名無シネマ@上映中:04/04/30 09:54 ID:+2l+rsvq
発売中の「週刊アサヒ芸能」に「第二弾製作決定」の文字。
かねてより話は聞こえておりましたが、「決定」と言い切ったのは初めて。。

98 :ネット上の評価(抜粋)7 :04/04/30 21:51 ID:WZ/4XULm
これはSM志向のポルノ映画の物語そのまま。画面作りは結構凝っていて、出演俳優たちの
演技も真剣そのもの。裸で磔にされたり、花魁の格好で縛られたりする杉本彩の体当たりの
奮闘ぶりも、なかなか見ものだった。鞭で叩かれピストルで脅かされて、否応なくカラダを
許すのと、同意の上のSM行為との違いは判然としないが、要するに爛熟した女性の
肉体で悪の花を咲かせたようという趣向なのだと思う。杉本彩の演技(肉体?)と石井隆の
演出は映画を見る観客の欲望によく応えていたので、充分評価できるところだ。
こういう映画が話題になってもいいじゃないか。
http://jokigen.jugem.cc/?month=200403

99 :名無シネマ@上映中:04/04/30 21:57 ID:1kaDcCtE
>>97
第2作は全編浣腸責めのオンパレードですかね。
グリセリン浣腸されていながら、ドバッとは出さず、
うんちを一個一個落とすのは演技的にも高度でしょう。
CGとか使うなよな。

100 :ネット上の評価(抜粋)8:04/04/30 22:01 ID:2WRQklpA
(…)杉本彩というまさかこの場に及んで出現するとは思わなかった“ポルノスター”の
誕生を心から祝福したいです。そして、松田仁のプロデュサーとしてのセンスと
眼力の確かさ、監督石井隆の職人的才能に頭を下げたいです。谷の悩ましげな肉体とは
対照的に杉本はまるでアスリートのようにシャープで研ぎ澄まされた肉体でしたね。
明らかに絵コンテに基づいて撮られているカット割りは70年代の劇画を思わせもします。
CGの世界でカンフーしたりピストルの弾をよけたりするサングラスのお兄ちゃんが
ヒーローで満足ならそれでもよいでしょう。マフラー巻いた韓国の二枚目、結構なことです。
しかし、ボクにとってのヒーローは真っ白い肌にコーティングされた
肉体というしなやかであまりにも美しい鎧をまとった杉本彩、彼女こそそう呼ぶに
ふさわしい存在だとおもいますねえ。http://casty.jp/hikaritown/main/353

101 :DVD ジャケット:04/04/30 22:04 ID:2WRQklpA
発売日2004.06.21予定 石井隆が悪魔的な映像で挑んだ最高にアブナく美しい
エンターテイメント作。劇場公開からスピードリリース!
http://direct.ips.co.jp/me/Template/Goods/Goodsdvdmvtemp1.cfm?GM_ID=00000538088&CM_ID=IPSV0211&PM_No=&PM_Class=

102 :横川シネマ オール石井隆ナイト:04/04/30 22:07 ID:2WRQklpA
(…)ふらっと現れた監督の最初の印象はなぜか「さいとうたかを?」(ゴルゴ13
とかの作者)監督がもともと劇画を描いていたという情報があったせいでしょうか。
でもなんか似てる。(笑)そしてトークショー、「GONIN」の権利関係のゴタゴタ話
とか、夏川結衣さんとか立派になっちゃった人たちの話とか興味深い話が続々と。
それが終わるといよいよ「GONIN」の上映です。なんか石井監督と同じ劇場で
一緒に見てました。(笑)(…)時間も午前3時をすぎ、眠気もピーク、空腹で、
おまけに片目は充血してたという、バッドコンディション、でも映画はおもしろく
眠ってる場合じゃなかったです。そして監督は帰っていかれたわけですが、
ちょっとシャイな感じのナイスミドルでございました。ちなみに3本の
夜間降雨確率は100パーセントでございました。(レイプもですが・・)
@ね、眠たい・・。http://www2.diary.ne.jp/user/156794/


103 :名無シネマ@上映中:04/04/30 22:10 ID:zKH2OBbc
紅姉妹

104 :名無シネマ@上映中:04/04/30 22:19 ID:2WRQklpA
>>99
読んでる方がいるのですか。驚いた。。
そういったシーンを入れ込んでも絶対に「羞恥」しない
「耐える」ヒロインになる可能性がありますが、「羞恥しない」静子は許せますか?
団鬼六の領域ではない、本格的な「生死」に関わる方向へ進んでしまう感じが
します。誘拐して殺害しまくる「無残絵」の迷宮、「魔楽」へ入り込むかも。。

105 :名無シネマ@上映中:04/04/30 22:43 ID:LTo6tNoS
その映画って抜けます?花と蛇

106 :名無シネマ@上映中:04/05/01 09:03 ID:MvoSZ6dp
>>105 「抜ける」という声は少ないですね。グラビアでは来るのに映像では
こないのは何故?という文章がどこかの日記にありましたが、官能小説などの
パターンと「決別」した描写とリズムに戸惑う観客が多いようです。石井監督の
劇画時代の作品は下着のディテール、ベッドや室内インテリアの「現実感」、
眼前で性交渉が行なわれているような映画的なコマ割で読者に衝撃を与え、
その当時の週刊誌の特集では「何回でも抜ける」という熱狂的な祭り上げかたを
されていましたよね。。しかし、現在は「抜ける」作家ではなく「真面目すぎる」
作家という捉えられ方が多いようですね。夏川結衣のレイプ(「夜がまた来る」
「GONIN2])喜多嶋舞の緊縛(「GONIN2」)などに舐めるような
執拗過ぎる写し方があり、公開の度に話題を振りまきますが、観客の多くは
「陵辱されているのは男側ではないか」という鏡地獄のような乱反射に晒され、
考え込んじゃう顛末になっていますよね。。前スレ711さんが「杉本彩が石橋蓮司に
ペロペロされるシーンで興奮してしまいますた。俺には十分ズリネタになります。」
と書かれたように、そのシーンはその点でえらく好評。。

107 :性と暴力:04/05/03 16:46 ID:WC6+EUKP
たとえば、どんな好きな女と寝ていても自分の自我は捨てられないですよ、最後の
最後まで。残りの自我が羞恥心を呼び起こし、性的興奮を生むわけです。もっと捨てたいと
いう気持と、それでも捨て切れずにいる自我との緊張の関係がエロティシズムを生むんだと
思います。もし自我を全く捨ててしまえばそれまでですよ。あとはもう何もない。
ミス・ユニバースになるような絶世の美人がいたって、もう駄目だと思います。
(…)非日常性イコール性と言ってもいいんです。日常性を壊すものは性と結びついている。
たとえば性と暴力は結びつく。暴力も日常性を壊すものの一つですからね。
なぜ、サディストがいてマゾヒストがいるのかということですね。
(…)人間の場合は性と祭りが結びつき、性と酒が結びつく。
(岸田秀氏「さらに幻想を語る」青土社)

108 :本家本元のサド侯爵は:04/05/03 16:50 ID:WC6+EUKP
サディストというのは、殺さないですよね。フロイトがいっているように、サディズム
というのはエロスとタナトスが融合してできていて、エロスの要素もあるわけ
ですから、サディストはいじめて、(…)相手が侮蔑されて、痛いめにあって、
苦しんでいて、しかも逃げだせないでいる姿を見るのが好きなんであって、殺して
しまったらそれまでですから。(…)快楽殺人とサディズムは違うんじゃないか
と考えています。(…)サディストが殺す場合は、ここまで虐待して逃がすと
あぶないということで殺すのではないんですかねえ。本家本元のサド侯爵は殺人を
やっていないでしょう。(岸田秀氏「倒錯」伊丹十三氏、福島章氏との対論 ネスコ)

109 :プラトニズム批判:04/05/03 16:53 ID:WC6+EUKP
西洋のキリスト教的プラトニズム─精神的なものだけが善で、肉体的なものは
悪だという考え方─に対する批判ですが、(…)反発の代表がサドみたいな人ですね。
(…)エロチシズムというものにすごい超越性を見ている。(…)エロチシズムの
極地は、一方的に男が女を侮蔑する、陵辱する、暴力によって犯すところに洗われる。
最終的には、殺してしまうところまでいく。そういうところでもっとも
エロチシズムは高まる、そういう思想なわけです。(…)日本では、猟奇的なもの
だとか、肉体的なものに対する偏執的志向は出てくるけれども、あそこまで極端な
思想というのはたぶん出てこない。(…)永井荷風だとか、谷崎潤一郎だとかは、
そんなどんづまりまで突き詰めない。その中には、(…)日本的な好色文化
─エロスというのは人間が生きていく上でどうしても必要な糧であるという感覚が
あると思います。(竹田青嗣氏「現代日本人の恋愛と欲望をめぐって」岸田秀氏との
対論 KKベストセラーズ)

110 :週間プレイボーイ:04/05/03 16:54 ID:WC6+EUKP
発売中の週間プレイボーイにグラビア掲載。
「nudist 杉本彩の美しきハダカがここにすべて集結!」
『花と蛇』の写真は袋とじの最終ページのみ。

111 :廣木隆一 幻の「花と蛇」:04/05/03 17:08 ID:IGzrOrwQ
─次回作は『花と蛇』ですか?荒井晴彦さんの脚本で、ある意味では斬新な企画ですね。
廣木■『はき忘れた片方の靴』という調教される男の子の小説があってさ、主人公が
囲われて両性具有になっていくの。その時の喪失感をタイトルが示してるんだけど、
これは今っぽいなあという気がしててね。そういう方法で『花と蛇』も語れるかなあ、と。
─両性具有も廣木さんの裏テーマというか。でも大胆ですね。
廣木■『花と蛇』って心を変えようとする作品でしょ。だけど、体を変えていくのは
もっと凄いのかもしれない。
─日本人のHって性差を明確にしたところから始まったでしょう。だけど、
若い人って性差は関係なくなってきていると思う。廣木さんの『花と蛇』論は
すごいニューウェイヴになる可能性があるよね。
廣木■あるいは古典でやるか。まだ、全然決まってないんですけどね。
(銀星倶楽部★19 桃色映画天国 1994年 発行ペヨトル工房)


112 :__:04/05/03 21:34 ID:/bh0GYbW
書き込み長いよ!

20文字改行で、5行以内にしろよ

113 :名無シネマ@上映中:04/05/03 21:35 ID:u3hI2G2Q
ぐちゃぐちゃ長文うるさい
簡潔に書け



114 :名無シネマ@上映中:04/05/04 02:27 ID:kFmzxghp
この前の日曜に銀座に逝ってきまつた
久々に一人での映画なのと
(女とはいけないよ・・・)
18禁てーことで結構ドキドキしながら観ました
下手なAVよりエロイやね
彩さんもイイんだけど個人的にはボディガードの娘に
激(*´Д`*)


115 :名無シネマ@上映中:04/05/04 16:03 ID:HB6O22yI
関連ページ(補足)
[美術]山崎輝氏 関係作品「ヌードの夜」「夢魔」「GONIN」
             [GONIN2]「皆月」「黒の天使」
http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=by_name&id=97413
[編集]村山勇二氏 関係作品「Quartet」「TOKYO G.P.」
http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=by_name&id=125082
[録音]北村峰晴氏 関係作品 「119」「GONIN」「GONIN2」「東京日和」
http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=by_name&id=92619

116 :名無シネマ@上映中:04/05/04 16:12 ID:HB6O22yI
オフィシャル・ホームページ更新
過激さクライマックス!有料ホームページ5月1日(土)より新ムービー配信中
クレーンカメラによる過激で大胆な見公開映像が登場。
レンタルビデオはソフトバージョン、ハードバージョンの2タイプパッケージで登場。


117 :名無シネマ@上映中:04/05/04 16:36 ID:cUSZyti2
最後の愛人◎団鬼六著。新潮社。装幀宇野亜喜良。不覚にも泣いてしまった。
関本郁夫、望月六郎両監督もチラリと登場。フィクションではない純文学として、
SM描写との距離感、バランスもよく、かえって惹かれるものあり。団文学は
エッセイやこういった実体験を描いたものの方が面白い気がする。。
映画と関係なくてスマソ。。でも、オススメ…。

118 :名無しシネマ@上映中:04/05/05 00:22 ID:BBa7TeWH
ここのレスはほとんど同一人物がしている、うざい。
杉本彩は女性ファンが多くサイン会も女性が詰め掛けている。
狭い世界で杉本を語らないでくれ、パート2もあるのだから。


119 :名無シネマ@上映中:04/05/05 10:54 ID:mzrhZmYy
ぐちゃぐちゃうるさいね
こんな映画に
バカじゃなかろうか

120 :名無しさん@上映中:04/05/05 11:57 ID:mMHnOnGi
これとパッションだと、どっちが痛々しいですか?

121 :ごめんなさい_| ̄|○ :04/05/05 12:39 ID:/qenc/Ld
>>118 すみません。何か気に障ったようで。。ごめんなさい。
杉本彩は余貴美子や天海祐希のように「肩の力を抜いて」ふわふわすると、
すごく素敵なコメディエンヌになりそうな気がします。嫌いじゃないです。
これを突破口に色々な役柄に挑んでもらいたいっす。
>>77 >>78 >>90 なんかの批評では杉本を日本では稀有なパフォーマー
として賞賛、絶賛しているわけで、パート2があれば尚更のこと杉本ファン「こそ」
この場で「語ってあげたら」いいのに、と逆に思っちゃうのだけれど。

「こんな映画」と済ませず「バカ」になって皆で考えることが、1000万部の雑誌に
裸体を晒して踏ん張っている「女優」杉本の為にもなるんじゃないか?
なんて、仰る通りの「うざい」バカでした…。

122 :名無シネマ@上映中:04/05/05 12:47 ID:/qenc/Ld
>>120 ワラタ この悪魔!

123 :名無シネマ@上映中:04/05/05 13:15 ID:4GrDu636
>>118
せっせと素材を収集、提供する人間が一人いて、ときどき立ち寄って
チャチャ入れる人間がいて、チャチャから新たな見解読み取って、
素材収集人が新たなネタ持ってくる。。。

別にスレのありようとして悪いとは思わんが。

>狭い世界で杉本を語らないでくれ
というなら、自分がより広い世界の杉本ネタを持ってくりゃいいだけ
のこと。自分は素材提供せずに人のカキコにケチつけるだけ、は
みっともねーぞ。

>>121も、やたら謝るなよ。


124 :名無シネマ@上映中:04/05/05 19:41 ID:k8d0qEGx
>>111

残念だね〜映画化権取れなかったんだね。大人の世界って……

でも広木監督には団鬼六の『美少年』を取ってほしい気がする。
(過去に広木監督の出世作を作った)ゲイポルノ作ってる
ENKで一つお願いしたい。

125 :イサオ:04/05/05 20:02 ID:UwBttsmA
刺青の面積が足りませんな。
もっと、首からした全部じゃないとダメ。

126 :「サディスティック」:04/05/06 13:26 ID:BqGPEE2R
「数々のサディスティックで露骨かつ野放図な犯罪的虐待」が陸軍憲兵中隊によって
行われた。具体的には●化学薬品や冷水を浴びせたり、椅子で殴打する●ほうきの柄で
性的暴行を行う●軍犬をけしかけて脅す――など
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040503-00000079-mai-int

127 :名無シネマ@上映中:04/05/06 13:30 ID:BqGPEE2R
(マスクを被せ)被虐者の「表情=羞恥」すら読み取れない状況での「拷問」。
米兵の表情、態度に「悦楽=蕩尽」を見い出せばこその「サディスティック」という
表現であるならば、西洋人のとらえる「SM」とは何か、わかるような気がする。
この観点からいけば団鬼六や日本官能小説が異端。杉本彩の「我慢大会」は
「正統」な描写か。にしても「サディスティック」という「報道」でピンと来る
「大衆」というのもつくづく恐ろしい。米兵の性的愉楽を「自ら」のものとして
「実感できてる」証拠だもんなあ…。みんな「異常」だよ、ある意味。。

>>123 ゴメン、あ、アリガトさん…。 _| ̄|○

128 :「美少年」:04/05/06 20:07 ID:+ooHlSUt
新潮文庫より1999年11月発行。美人でインテリの妻を弟子に寝取られ、逆上するものの
嫉妬はミじ、やがて狂態を収めたテープを聞きつつ自慰にふける男の「不貞の季節」。
あらゆる女性よりも女性的な、日本舞踊宗家御曹司との切ない交合「美少年」。
快楽教に堕ちた男女の狂宴の一夜「鹿の園」――責める男と呑み尽くす女が精液と
愛液にまみれる三篇、そしてロマンポルノの女王・谷ナオミの哀しいほどに潔い半生
「妖花」。http://unlimitedtitle.sunnyday.jp/Remark/Literature/Dan.html

129 :ネット上の評価(抜粋)9:04/05/06 20:13 ID:+ooHlSUt
主役の杉本彩に華がありません。こういう役ならば、女性が見てもうっとりして
しまうような美しさを、少なくとも責められるシーンでは見せなければならないと
思いました。この女性を責めるとはこういうことなのか、と観客に納得させられる
ような。総じてキャスティングが「薄い」ですね。また責めのシーンを入れ替わり
見せていますが、SMと言っても結局、主人公の女性が段々と様変わりしてゆく
心理を描けなければ感じることも出来ないと思うのです。それがなかった。
http://6328.teacup.com/gamera/bbs

130 :名無シネマ@上映中:04/05/06 20:17 ID:JxBnaIHM
本当にオシッコしてるの?

131 :名無しさん@上映中:04/05/07 00:15 ID:Tr8Ck3hQ
>>120
遅レスだが、肉体的に痛いのがパッション。
精神的に痛いのが花と蛇。

132 :名無シネマ@上映中:04/05/07 10:06 ID:jFsTXp7F
明日8日(土)仙台セントラル劇場 記念レイトショー《石井隆監督 特集》
『夜がまた来る』刑事である夫を何者かに殺されたヒロイン・名美と、ヤクザ者の村木と
の愛憎を描く、「天使のはらわた 赤い閃光」に続く石井隆監督・脚本の″名美″と″
村木″の物語。撮影は笠松則通が担当。おとり捜査のため池島組に潜入していた麻薬Gメン、
土屋満の死体が横浜港に浮かんだ。殉職どころか、汚職の嫌疑をかけられ犬死にした夫の
無実を信じるのは妻の名美だけ。しかも彼女は満の葬式の日、池島組の組員たちにレイプ
される。名美は絶望のあまり自殺を図るが一命を取りとめ、そして夫殺しの犯人は池島組
会長である池島政信であると睨み、池島の命を狙おうとする。
http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=28343
http://www9.plala.or.jp/centraltheater/lateshow.html
時間20:40 22:50


133 :ネット上の評価(抜粋)10:04/05/07 10:08 ID:jFsTXp7F
このところの日本がやけに鬱陶しいのは、公序良俗の締め付けだけが厳しく、
言論や行動の自由な許容度がどんどん小さくなっているからではないか。
(…)そんな時代に抗するように、杉本彩のヌードが週刊誌のグラビアを飾って
話題を呼んだ『花と蛇』が、予想以上にヒットしているようだ。映論規制の限界
ギリギリまでSMシーンに挑んだ杉本彩の熱演を賞賛する声は一様に高く、
パブリシティーが十分に行き渡れば、成人映画もまだまだ稼げるということだろう。
このところ企画力に乏しいピンク映画界も、フンドシを締め直して取り組んで
欲しいものだ。http://w2222.nsk.ne.jp/~amovie/kouki.html

134 :ネット上の評価(抜粋)11:04/05/07 10:10 ID:jFsTXp7F
映画というのは、結局、監督が表現しようとした世界がどれだけ、その映像により
実際に表現されているか、そしてその表現された世界を、私(観客)が監督と
供に楽しむことが出来るかどうか、で作品の評価が決まる。「花と蛇」は面白かった。
http://d.hatena.ne.jp/nico-nico/

135 :名無シネマ@上映中:04/05/07 10:59 ID:5eecvD7s
>>131
「痛かった」のは杉本彩や未向?それとも131?

136 :明日8日より上映:04/05/07 13:01 ID:gGmZKiEl
札幌ディノスシネマ■超話題作、遂に札幌上陸!(…)やっと待ち望んだエロスが
復活しました!さすが東映!さすが石井隆!男性はもちろん、女性の方も禁断の
SMの世界へ是非!かつての谷ナオミ版とはまた違う「花と蛇」の絶頂エロス。
これを観て明日も仕事がんばりしょうね!時間11:20 13:50 16:30 19:00
http://www.sugai-e.co.jp/cinema/timetable/timetable02.htm
福島平東映■時間は直接劇場へお問い合わせ下さい。

137 :『パッション』:04/05/07 13:13 ID:LWlFGc32
“キリストの、最後の12時間を忠実に描いた”映画(…)むち打たれるシーンとか、
酷いのだ。鎖の先に鑿の先っぽみたいな刃がついてる、ってのが何本も束ねられた
鞭で、背中をばっちんばっちん打つぞ。肉は裂け血は飛び散る。ってゆーか
背中の肉がえぐり取られたりします!『花と蛇』のソフトなSM表現に満足
できなかった人は、是非これを観ると宜しい。(…)刑罰とか拷問をリワルに
描けば全部こんなふーになるだろうに。ただまぁ、単にそれをやっても
「残虐シーンが売りのきわもの映画」としか捉えられまい。「キリストの話」
ってーのは、強力な免罪符になるもんだと思います
http://www.ipc-tokai.or.jp/~woquave/nikki0403down.html

138 :「サディスティック」ミカバンド:04/05/08 09:08 ID:h3fvoEhb
元フォーク・クルセイダースのメンバーであった加藤和彦が奥様のミカ夫人、 高中正義、
小原礼らとともに1972年に結成した日本最古のハードロック・バンド・ サディスティック
・ミカ・バンド。「名前の由来」は、もちろんプラスティック・オノ・バンドのパロディ。
結成当時はあのメリー・ジェーンでも有名なつのだひろ氏もいたらしい。加藤和彦・
高中正義に加え、高橋幸宏が在籍していたスーパー・グループとしても知られる。
72年にサイクリング・ブギでデビュー。とにかくなんといっても代表作といえば74年に
リリースされた名盤黒船。江戸風情な日本テイストをハードロック/ファンク/
フュージョン/プログレなど当時先端をいく文脈のなかで見事に結晶化。それはまさに
“和洋折衷”という表現がぴったりな、まったく独自のサウンドであった。もちろん
3曲目タイムマシンにお願いは語り継がれるべき名曲。
http://www.hmv.co.jp/news/newsDetail.asp?newsnum=308150076

139 :グラビア:04/05/08 09:11 ID:h3fvoEhb
●週刊現代[5月22日号]
 映画「花と蛇」もうひとつの物語−石井隆監督が演出・撮影したアート
●週刊ポスト[5月21日号]
 インターネットで公開された杉本彩「花と蛇」−封印された局部映像

140 :名無シネマ@上映中:04/05/08 09:16 ID:b2mvwja8
杉本彩つかった時点で、駄作だと運命づけられてた。
間違いない

141 :『パッション』2:04/05/08 13:13 ID:f2xw02PQ
ようするに監督のメル・ギブソンは、無理やり観客にこの残酷さを見せるように仕掛けた
のである。なぜそこまで残酷なシーンを見せたがるのか?メル・ギブソンは「サド」
なのか?http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/160321.htm

SM映画でした。寄ってたかるユダヤ人たちが大衆心理として、ローマ人たちが肉体
行為として、両面からキリストに対しサディズムの極致を尽くすのです。(…)ところが、
キリストを信じる人にはこれこそが「パッション=受難」なんですね。彼の受ける
すべての傷に意味がある。血の滴り一つ一つが「われらが身代わりの羊」というわけです。
宗教ってのはどんなことがあっても負けないよう解釈出来るようになってるんだわ。
ずるいっしょ。ポルノまがいのサディズムと、陶酔を誘う至高の犠牲−−このとんでもない
理解のギャップを、この映画はしかし、いささかも埋めようとはしていませんの。
http://www.bureau415.com/kitamaru/archives/000037.html

142 :キリスト教:04/05/08 13:17 ID:f2xw02PQ
米国の政治家も、サドよりもマゾが多いだろうといわれている。その証拠に
彼らが通う売春宿にはかならずムチ、手錠、鎖、ピン、十字架の架刑台などが
用意されている。それじゃ、なぜサドよりもマゾが多いか?キリスト教と大いに
関係がある。キリストは十字架に張り付けになる前にムチで打たれるなど、いろんな
凌辱(passion)を受けた。政治家たちも、キリストとおなじように肉体的な
責め苦をうけることで、自分を sufferer「殉教者」に仕立て上げようってわけだ。
殉教者であることは、選挙で女性票を獲得するのにけっこう役立つんだとか。
なかでも、政治家たちのお好みってのはムチ打ち。スッポンポンになって、女王様に
ムチで尻から血がでるまで叩かれ、部屋の中を四つん這いになって歩き回るのが、
えもいわれぬ快感なんだって。
http://ok.halhal.net/~senichi/seniti/night/67night.html

厳格かつ身勝手なキリスト教がはやった時代。女性や猫が魔女、悪魔として迫害された。
(…)中世の傑作品に、拷問道具がある。女性への拷問は、性的なものが多かったようだ。
すなわち、性器への責め苦。(…)清らかでなければいけないはずの聖職者がそんな拷問
考えたりやったり(…)罪を裁く、悪を裁くという美しい名目の元に、淫らな拷問する
なんて。
http://ch.kitaguni.tv/u/503/%B6%B2%A4%A4%CF%C3/0000002257.html

143 :名無シネマ@上映中:04/05/08 13:19 ID:f2xw02PQ
「サド侯爵の生涯」から得た知識によれば (あるいは、そこに語られている
渋澤龍彦の考えによれば) サディストとは相手の嫌がることをして性的快感を
得る人間のこと。相手が縛られるのを 嫌がるなら縛ればいいし、敬虔なキリスト
教徒相手ならキリストの像を踏ませてもいい。 相手が嫌がるのが重要なのか
相手が嫌がっていると自分が思えるのが重要なのか ちょっとわからないけど、
鞭打つといった行為や相手の隷従そのものには意味がないらしい。(…)
一般に日本でSMとして語られる「ご主人様と奴隷」というロールプレイは
サディストとどういう関係があるんだろう?もちろん、相手の嫌がることを
させるためには多少なりとも相手を隷従させる必要があるけど、それは必要
条件に過ぎない。だから、「SM」はサディストとは なんの関係もないロール
プレイに過ぎないのかもしれない。
http://www.creator.club.ne.jp/~jagarl/diary200104b.html

144 :ネット上の評価(抜粋)12:04/05/08 13:22 ID:f2xw02PQ
<SM映画も東映が作るとこうなるのか>
当初杉本彩の放尿シーンという前評判ばかり気にしていたが、利尿剤を含んだ
溶液を、口枷で強制開口したままイルリガードルを使って飲ませるというプレイには
感心した。イルリガードルと言えば、今まで浣腸しか使っていなかった私には、
実に新鮮に感じた。また、バイブではなく実際に男がかぶっている仮面の鼻が
ディルドオというのも、ストリップの天狗の面を使ったショー以上に妖しげだ。
映画の中で目立つのは十字架への腕の水平縛りシーンだ。これをトータルすると
結構長い時間だ。撮影時にはこれに数倍する時間がかかるだろうと思うと、SM
未経験の杉本彩はよく耐えたと思う。特においらん姿の下、全身にほどこされた
鮮やかな刺青姿のまま十字架にはりつけされ、それに霧雨のようなものが
降りそそぐシーンは実に幻想的だ。これらのシーン以外にも、ロウソク責め、
レズSMプレイ、逆さ吊り水責め、濡れ手拭での鞭打ちと、当初あまり
SMシーンは期待できないのではないかと思っていたがまずまずである。
杉本彩ファンにとっては、彼女の動くヘヤ・ヌード姿を見れるだけでも
満足なのではないのだろうか。また、異様な集会風景は、トム・クルーズと
ニコール・キッドマンが主演した映画「アイズ・ワイズ・ショット」を思い
出してしまう。この場面で欠かせないのが、司会というかピエロというか、
彼の巧妙な衣装としゃべりはまさに演技賞ものだ。全体のストーリー展開も
安易に結論に達っしようとはせず、最後まで決して単調ではない。あまり
書きすぎるとこれから鑑賞される方の楽しみを奪ってしまうので、この辺で
と思うのだが、今回私が出かけたのは銀座シネパトスだったが多くのカップルが
楽しそうに鑑賞していたことを付け加えておこう。M女の貴方はぜひ御主人様と
同伴されることをお勧めする。
http://amds.jp/disp_bn_pc.php?published_id=46481


145 :名無シネマ@上映中:04/05/08 14:38 ID:w1QzVaIC
杉本のアソコや校門は写ってるの

146 :名無シネマ@上映中:04/05/08 17:32 ID:XQhdc2kM
結末はどうなるんですか?

147 :名無シネマ@上映中:04/05/09 09:10 ID:ViQts93l
ここ、>>1がよそのデータを集めて貼っているだけの閉鎖的スレなんだし
削除対象なんじゃねーの?????
だいたい前スレがこんな奴に占拠されて、普通の映画板住人はみんな引いちゃって
「新スレいらないね」と確認をとったのに、その数日後に勝手に1が立てて、
長文ベタベタ貼っているだけじゃん。やりたいならsageてやれ。ここはお前の日記帳じゃないよ。

148 :名無シネマ@上映中:04/05/09 12:36 ID:tjHwTVGk
>>145
週刊ポストのことであれば、そんなもん写ってるわけないじゃん。
それより、週刊現代「『花と蛇』もうひとつの物語」が映画みたいでいいぞ。  
現代の未向とポストの佐藤江梨子を撮影した建物が同じというのが面白い。
業界御用達なんだろうが、そんな不思議な生かされ方をしているビルが
ひっそりと隠れている街が面白い。(「花と蛇」と全く関係なくってスマソ)



149 :名無シネマ@上映中:04/05/09 12:42 ID:uLIxqKeD
異形と仮面 フェリーニの映画は、次第にスターを必要としなくなった。スターの
代わりにフェリーニが捜し求めるのは、身の丈2mの女や肉の塊のような女であり、
小人であり、様々な奇怪な人間である。(…)また、「カサノバ」と「サテリコン」
では、ミノタウロスの仮面や男性性器をかたどった奇抜な仮面が目を惹いた。
(フェリーニの宇宙 芳賀書店)
(…)彼らは、初老の作家の郊外住宅をみつけて侵入すると、サルグツワをかませて
縛りあげた作家の目の前で妻を強姦する。(…)ペニスのように突き出た巨大な鼻の
マスクをかぶったアレックスは、杖を傘に見立て、大声でジーン・ケリーさながら
「雨に唄えば」を歌い、踊りながら、リズムカルに靴で作家を蹴り、杖で夫人を殴るのだ。
(ザ・スタンリー・キューブリック キネマ旬報社 「時計じかけのオレンジ」夢想家の心と
計算機の手 扇田昭彦)


150 :ごめんなさい_| ̄|○ :04/05/09 13:38 ID:J9CNDyrH
>>147
そんなに気に障っているとは思いませんでした。申し訳ない。
「こんな映画」ではありましょうが、「不貞の季節」が話題に出れば「不貞の季節」を見、
「パッション」が話題になれば「パッション」を見、映画「花と蛇」について関連づけて
語っていたつもりだったのだが。前スレで途中いらん長文を書き連ね、皆から呆れられた
のも、最後暴れてしまったのも事実。ですが、「普通の映画板住人はみんな引いちゃって」
節操のない似非SMマニアに不甲斐なく「占拠されて」しまっているので年甲斐もなく
イラついちゃったんだ。「新スレいらないねと確認をとったのに、その数日後に勝手に
1が立て」たのは、前スレの最後ぶち壊しにした「後ろめたさ」からさ。それと「映画」の
「花と蛇」を、「普通の映画好き」が語り合えるスレが欲しかったからだったんだが。

147は「普通の映画板住人」なの?「浣腸」「黒木瞳」の言葉足らずのSMマニアなのかい?
それとも「普通の映画板住人」というのが、「浣腸」「黒木瞳」程度で終わっちゃう人たちなの?
確かに素材ダラダラで済まなかったよ。ちょっと控えるよ。(でもさ、素材、引用の内容は
映画「花と蛇」と古今東西の映像作品、監督、そして「監督」石井隆にかかわるものに
絞っているつもりだけれどなぁ…。)逆に「映画」好きと思いたい147にこそ語ってもらいたいよ、
マジで…。


151 :名無シネマ@上映中:04/05/09 16:28 ID:O8mac3fw
「もきゅう!もきゅーん!」
身をよじらせて逃れようとするたまちゃんを、
男は荒縄で台に縛り付ける。
男は醜悪な笑みを浮かべながら、
たまちゃんの肌を撫で回した。
「もきゅっ!もきゅっ!」
つぶらな瞳が、哀訴するように男の方へ向けられる。
たまちゃんの体は小刻みに震えていた。
男は満足げな表情を浮かべると、
ゆっくりとズボンを下ろし始める…
「もきゅーーーーーーー!!!」
「抵抗しても無駄だ」
耳元で囁く男の声とともに息がふっとたまちゃんの耳にかかる。
「もっ・・・きゅう・・・っ」
ぞくぞくっとした感覚と共にたまちゃんの体がよじれた。
「一人前に感じてやがる」
男がにやりとほくそえむ。
「・・・もきゅう!!」
たまちゃんは必死に、顔と胴体の境目でしかない首をぷるぷると振る。
「もきゅ、もきゅ・・・!」
「否定してるつもりか?だがな、体は正直だぜ・・・」
そういって男は顔を下げた。
男の舌が、たまちゃんの前足の先を舐めあげる。
「も・・・きゅうっ・・・ん・・・!」
堪らず、たまちゃんは声をあげた。
「へえ、いい声じゃねえか」
男がたまちゃんに囁く。
たまちゃんの丸々とした体が、羞恥に赤く染まった。
男の下半身は、既に赤黒くそそり立っている。
「さあ、もっといい声聞かせてもらうぜ・・・」


152 :名無シネマ@上映中:04/05/10 19:57 ID:Rndow784
>>151 言っておくけどタマちゃんは男だ。ゲイポルノ(薔薇族映画)か?

>>141 完全に横スレなんですが、パッションのストーリーとか批評読んでると
日本のゲイポルノの本格的スタートになった『巨根伝説 美しき謎』を思い出
してしまった。これは三島由紀夫事件をネタにしたやつなんですが、パッション
もキリスト殉教を完全に内輪ネタにしちゃったみたいですね。
で、『巨根――』を鑑みて、日本でもゲイ版「パッション」を……というのは
無理だな。あまりにも沢山の連中を敵に回しちゃう。

153 :『巨根伝説/美しき謎』:04/05/10 20:55 ID:FlEJl+cu
sageましたよ〜ん。。これで満足?
今やテレビ・映画にひっぱりだこの大杉漣が三島ならぬ三谷麻起夫に扮して大怪演。
監督 ................  中村幻児(へえ〜)
脚本 ................  望月六郎(おー!)
http://members.jcom.home.ne.jp/1648565201/1999/MOND.htm 



154 :名無シネマ@上映中:04/05/10 22:07 ID:+q54J9Xg
>>147
だから、占拠されるのがイヤなら、自分の見解でもなんでも書きゃいいだろう。
罵りに現れる以外はROMってる香具師が偉ぶんなや。

時々読みづらいことはあるが、自分でググってネタ探すほど熱心では
なく、かといって、興味なくは無い漏れとしては、このスレは役立ってるよ。


155 :三島由紀夫と団鬼六:04/05/10 22:10 ID:MTwi3KPD
(…)「いろんな書き手が出てきましたねえ。まず小説家では、のちにSM小説衷の
第一人者となった団鬼六さんに、『家畜人ヤプー』の沼正三さん。(…)編集部には
三島由紀夫、川端康成といった作家も訪ねて来たし、江戸川乱歩は訪ねて来たことは
ないものの、雑誌の感想を書いた手紙を何度も送ってきた。とくに三島由紀夫は熱心で、
団鬼六氏を「中央公論新人賞に推薦したい」と言ってきたり、切腹研究家の中康氏と
も交流を深めていく。そのことがのちの彼の死に方にも影響を与えたと言われている。
http://d.hatena.ne.jp/seasidetown/20040402

156 :名無シネマ@上映中:04/05/11 10:39 ID:96lW7Fw/
麻生久美子主演で全編浣腸責めのオンパレードなら、
30回映画館に通った挙句にDVD5枚買ってやる。

157 :「サド侯爵夫人」「聖セバスチャン」:04/05/11 13:30 ID:5+BIr543
三島独特の表現の中でサド侯爵という人間が生き生きと描写され(ワインを花にやる
エピソードなど、何と鮮やかな筆遣いではないですか)、最後に女達の会話を通して
「天国の裏階段を登っていった」サドという解釈まで発展するスケールの大きさに
感心します。「SADEMANIA〜サド公爵を愛する全ての人に〜」(ディスカッションが深い)
http://www.jah.ne.jp/~piza/COMPOSITIONS.html

名作「仮面の告白」の中で真実の告白をしているのを読むと、彼も父親の書斎で
この全集のルネサンスの巻を開き、イタリアの画家ギト・レーニの描いた美青年の
肉体に矢が刺さって血が流れている「聖セバスチャンの殉教」という絵を見て、
めくるめく思いをして精通した(…)と書いています。彼が12歳の時かな?
http://www.kk-video.co.jp/comments/fujiihyoron/fujii084.html

158 :名無シネマ@上映中:04/05/11 13:52 ID:M9trxYYt
週刊現代「『花と蛇』もうひとつの物語」のラストシーンは「屋上」。。
バタイユ(今ごろ読んでるw)の著作によればエロティシズムの発生は
「洞窟の竪穴=地下室」。。「死んでもいい」「夜がまた来る」「GONIN2」の
地上または地下室からの無茶苦茶な「縦移動(上昇)」には石井監督のこだわり、
哲学を感じる。。単に「めまい」とかのヒッチコックシンドロームかな?
(「コレクター」とか「羊たちの沈黙」、地下室とこの手の映画の関わりも思い返すと
深いものがあるよね。。)       

159 :名無シネマ@上映中:04/05/11 20:44 ID:V1cc9k9e
>>155 何気に重要な話だな。団鬼六を推薦したのが三島由紀夫というのは。

160 :名無シネマ@上映中:04/05/11 20:48 ID:qIzjT9MF
でレンタルはいつからなのだね?

161 :名無シネマ@上映中:04/05/11 21:36 ID:vZl/6hOj
>>156
麻生久美子って誰

162 :名無シネマ@上映中:04/05/11 22:22 ID:065SwdVJ
>>160
6月11日(金)http://hanatohebi-movie.com/index2.html

>>161         ファンサイト http://www.kaonline.jp/ja/
「カンゾー先生」今村昌平「回路」黒沢清「Red Shadow 赤影」中野裕之
「ラストシーン」中田秀夫「CASSHERN」紀里谷和明


163 :名無シネマ@上映中:04/05/11 23:57 ID:0ZyfRExq
>>154
>漏れとしては

ま〜だ“漏れ”なんて一人称使っている人 いるんだあ……

164 :名無シネマ@上映中:04/05/12 00:22 ID:BjOcXrz9
>>163
その程度の煽りが精一杯かい?
いい加減消えろや、知障。


165 :「奇譚クラブ」:04/05/12 13:26 ID:YcvdMawB
団鬼六の『花と蛇』、沼正三の『家畜人ヤプー』が掲載され、三島由紀夫、川端康成、
江戸川乱歩、澁澤龍彦、寺山修司など数々の文化人も注目した、幻の変態雑誌「奇譚クラブ」。
敗戦直後に産声を上げ、現代のマニア雑誌のルーツと言えるその雑誌を、業界人である
北原童夢・早乙女宏美両氏が、豊富な写真や図版によって解説している本です。
(…)マニア世界の開拓者たちの気迫に満ちあふれた誌面を、じっくりと味わって
みたい方には、ぜひおすすめの一冊です。http://les.kir.jp/bokuhomo/books.html

166 :『家畜人ヤプー』:04/05/12 13:29 ID:YcvdMawB
かの三島由紀夫をして「戦後の日本人が書いた観念小説としては絶頂」とまで言わさしめた
怪作、よもや知らぬ人はいない、と言っては言い過ぎかもしれぬが、マゾヒストが歓喜を
以て流した血潮を凝固させて世界を塗り固めたような紛々たるその小説世界には、
マゾッホもかなうまい。http://www.so-net.ne.jp/tokyotrash/_chijin/chijin01/chijin00.html

三島さんが「かつては評価し買っていたが、今は心境が変化し評価できなくなった」と
言っていた(…)『ヤプー(正編)』では、皇室や日本の伝統への冒涜的な記述が多く
なるのとほぼ同時に、言葉のこじつけ遊びも甚だしくなり、文学的な面白さは損なわれて
いきます(…)いかにも三島さんが激賞したかのように喧伝するのは、三島さんの文学的
感性に対する冒涜 http://homepage2.nifty.com/equus/umasen_numa.htm

167 :名無シネマ@上映中:04/05/12 13:33 ID:YcvdMawB
「奇譚クラブ」という十字路での作家たちの邂逅。三島、団、そして北の町に住む
熱心な読者であった高校生石井監督。数年後、処女画集「死に場処」を手に団鬼六を
単身尋ね、その意気に感じた団鬼六は定価の数十倍にあたる代金をその場で支払う…。
映画「花と蛇」という作品はこういった「作り手のドラマ」も共に味わうと面白くない?

168 :麻生久美子とSM:04/05/12 14:06 ID:qWzLPYnz
>>163 目障りでしょうが、ちょっとageマスね。

そして最近の例でいいますと、映画『RED SHADOW 赤影』の麻生久美子ですか。
この飛鳥という女忍者は、黒ずくめなのはイイんですけど、
いかんせんボンテージ・ファッションふうで、SMの女王様にも見えます。
http://www.ne.jp/asahi/sword/azumi/ken_azumix3.htm

>>156はここが言いたいのね。。

169 :名無シネマ@上映中:04/05/12 19:21 ID:BIZ4fPiZ
ヤプーを(当初は)三島が賞賛したのは有名だけど、
鬼六を絶賛したというのは初耳なんだよね。
何か文章残ってないかな。

170 :名無シネマ@上映中:04/05/12 19:35 ID:11VwiukM
次は牡丹と薔薇の人がいいな。

171 :名無シネマ@上映中:04/05/12 21:02 ID:mCkIaC64
>>169
同じく興味あります。。ネット上には見当たりませんね。
誰か教えてください。

172 :心の底に隠している地下室:04/05/12 21:11 ID:gvRt8kUz
私の内部にも、或る種の色情狂と或る種のキリスト教徒精神とが奇妙な混合を
形づくっている。二つの構成要素は互いに相手を刺激し合いながら、それでも
予想されるほどには目立たない対照を示している。私たちの大部分が心の底に
隠している地下室では、ひそかにサド・マゾヒズムが、救済と堕地獄の精神的な
婚礼を祝う篝火を掻き立てている・・・――A.ピエール・ド・マンディアルグ
http://homepage2.nifty.com/weird~/sirononaka.htm(またかよw)

173 :石井作品の「屋上」:04/05/12 21:17 ID:gvRt8kUz
「雨のエトランゼ」屋上から身を投げた名美が、落ちていくときに硝子越しに村木と
視線を交わす風景は、村木から見た風景として描かれているが、また名美からみた風景
でもある。相互の感覚が一瞬にして入れ替わるような映画的な手法でもあるが、また
それは、相手と自分を同一化するロマンティシズムの究極でもある。
http://www.tctv.ne.jp/members/peyotl/editor/kai22.html

「魔性の香り」秋子がいなくなったことに気付いた江坂は屋上に駆け上ると、手すりを
飛び込える彼女の姿が見えた。http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=18148

「夜がまた来る」村木に誘導され、屋上に逃げた池島の前に拳銃を持った名美が現れる。
http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=28343

「黒の天使Vol.1」部分的にはかなり好きなシーンが多かった。特に、ビルの屋上をさらに
俯瞰で撮るシーンが不思議。どうやって撮影したんだろう??
http://www.asahi-net.or.jp/~nr9h-atm/Movie/9806.html

174 :「天国は空の上で、地獄は地下深くにある」:04/05/12 21:19 ID:gvRt8kUz
そう言えば、これくらいの時、私も天国とか地獄とかの噂(?)を聞いて、夜怖くなったり
したことがあったなー。と思い出した。でも、天国とか地獄の話は幼稚園で、もうしていたな。
年中のとき、「天国は空の上で、地獄は地下深くにある」と、みんなで信じていたところに、
物知りのヤスダくんが、「天国は空の上で、地獄はそのもっと上にある」という新説をぶち
上げて、「やっぱりヤスダくんは、何でも知っている」と、ソンケーした覚えがあるもの。
http://okoma.milkcafe.to/memo2001/n0110a.htm

175 :名無シネマ@上映中:04/05/12 21:22 ID:gvRt8kUz
階上と階下、地上と地下などの、場所をめぐる天地方向の空間感覚。シャブ漬けになった
名美が再生・リハビリするために村木によって監禁される地下室は雌伏する場所であり、
復讐を果たすために組長池島を呼び寄せる屋上は決闘の場所だ。(「夜がまた来る」)
http://mypage.naver.co.jp/nomado/pages/yorugamatakuru.html

垂直性のダイナミズム 垂直性が如実に表現されたものとしてすぐ思い浮かぶのは落語の
『愛宕山』だが、成瀬の何作かはそれに匹敵するダイナミズムを持っている。また、相米
慎二や石井隆の空間造型は成瀬に学んだところが多いのではなかったか、と今にして思う。
http://mypage.naver.co.jp/nomado/naruse/fuufu.html

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